【妄想考察2.5】リコリス・リコイル運命の後半戦〜陰謀論とリリベルの仮説⑩
いよいよ第7話が今晩、放送ですね。
全13話予定なので運命の後半戦です。
TVアニメの歴史をこのまま行くなら塗り替えるかも…とまで一部では期待値が高まっている完全新作オリジナルアニメ『リコリス・リコイル』。
Twitterのフォロワー数が全てではありませんが、バズワードは1つの指標として参考にはなります。
今週は20万フォロワーを超えたようで、尻上がりにどんどん注目する人が増えているようです。
何でも13話終わる迄に40万フォロワーを超えていることが一つの目安らしいです。
第7話の放送を前に、第6話までに出ている情報からもしかしてこうなのではという部分を妄想考察として書いています。
ちなみにどんなものにも批判をする人はいるもので、人を殺して何の罪悪感も抱いていないキャラを観て、こういう作品を好きな人はやばいとか、明らかになってきた設定がネトウヨだとか言う人たちもいるようですが、この作品はフィクションですからね?(´艸`*)
現実と同じように批判するのって推理小説やドラマ、映画…全ての人が理不尽に事件や事故や病気などで亡くなる事にも批判するのと同じわけで、自分は現実とフィクションの区別がつかない人間と暴露しているのと大差ないと思うんですよね。
「この日常には、ワケがある。」のワケがいよいよ明らかになりつつある中で、どんなことが分かってきたのでしょうか。
このまま千束とたきなのバディものとして、百合・絆を育んで物語の着地点にたどり着けるのでしょうか。
同性の友情をテーマにオリジナルアニメ以外でも過去に名作となった作品があると思います。
例えば好き嫌いはかなり分かれると思いますが、ゲームを原作にアニメ化された死んだヒットマンを生き返らせて復讐をさせるマフィアもので、のしあがっていく二人(相棒)の友情、裏切り、殺し合いという殺伐とした作品には『ガングレイヴ』。
漫画が原作の剣と魔法と魔物の世界『ベルセルク剣風伝奇』(鷹の団の時代)などは個人的に大好きだったので、これらと同様に今後もし荒唐無稽な化け物や強化人間、とんでも設定が出てくる展開やネタがもし仕込まれていてもここまで獲得したファンはきちんと定着しそうと思っています。
(アラン機関や秘匿殺人とか弾避け、人工心臓とか既にとんでも設定、たくさん出てますがね)
サツバツトシタ(๑˃̵ᴗ˂̵)サクヒンスキ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶オトコノユウジョウモイイヨネ
リコリコはそれよりはキャラクターデザインや設定がかなりマイルドで、話の展開も凝っているので今後はどんでん返しはあるだろけどかなりの鬱展開は監督らのインタビューから避けてくれそうという期待と、ちさたきの関係が尊いのでベクトルが結構違うと思う。(ショックを受けた時に備えての必死の心理的フォロー)
以前の妄想考察はコチラ。
第1話や第5話に観られる作品を通しての時系列入れ替え説は多分固いと思うんだけどなぁ。
リリベルの由来はもしかして…
第6話で初めて登場した男の子版リコリス「リリベル」
ロボ太の説明していた時の画像からは君影草と思われ、男系暗殺部隊と書かれています。
しかしスズランの学名はConvallaria majalis、リリベルは作中の「リコリス」と対比させるためのゴロ合わせの造語と考えられます。
ちなみに花言葉は「純粋」、英語圏では「return of happiness」「motherhood」、Wikipediaによるとフランスでは花嫁に贈る花という風習があるそうで、どちらかと言えば女性的なニュアンスが含まれることもあります。
ここからはやや穿った見方をして行きたいと思います。
君影草には別名があり「谷間の姫百合」…
エチジャン( *´艸`)チガウ(・∀・;)ソウジャナイ
百合は英語で"Lilium bulbiferum"で通称はリリーです。
また女性同士の恋愛を「百合」と表現したりもしますね。
百合の花言葉の対義語として用いられる花が「ライラック」(仏リラ)。
和名は紫丁香花
青系(紫色や藤色)の花が多い事からサンスクリット語で"nira"と呼ばれ様々な言葉を経てペルシア語で"likak"、アラビア語で"lailak"、英語で"lailac"と変遷してきました。
涼しい場所に咲き、原産地のヨーロッパ東南部から日本には明治時代中期に伝わり、東北北部や北海道などの広い範囲で咲きます。
花言葉は…
可愛らしい意味ですが、イギリスでは言い伝えとしてこんな意味もあるそうです。
お、ちょっと不穏な感じになってきましたね。
このライラックの中には「ティンカーベル(妖精)」という種があります。
また紫陽花にもティンカーベルやアナベルという品種があるようです。
アナ…( *´艸`)ソウゾウシテイルノト(・∀・;)チガウゾ
青い紫陽花には「冷淡」「無情」「辛抱強い愛情」、白い紫陽花には「寛容」、緑色の紫陽花(アナベル)には「元気な女性」「強い愛情」という花言葉があるようです。
更にアジサイの中にはこんな悲恋にまつわる花言葉もあるようで、もしかしたらリリベルには、こうした花言葉を繋いで「リリー(百合)→ティンカーベル(ライラック/紫陽花)→アナベル」、現段階ではまだ語られていない隠し要素があるのかもしれません。
また解釈次第でこれは"日本を出ていった哀しい存在"とも言えるのかもしれません。
モウソウタノシイ…( *´艸`)ソウゾウリョク(・_・;)ユタカダヨネ
俺氏の地味だけど重要な発言
児童ポルノ法違反として逮捕された俺氏(橋山大介・43歳)はDAへの直接ハッキングをする際にこう叫び、ロボ太の静止を振り切りました。
実はこのセリフは地味に重要で、八咫烏は世界最古のフリーメイソンとする説もあります。
また世界を裏で操っている秘密結社イルミナティ…
フリーメイソンを操る上層組織という昔から定番の都市伝説ですが、
その歴史はキリスト教に代わる自由思想や理性宗教を目指したとされ、1775年にドイツで誕生したとされています。
創設者は法学者:アダム・ヴァイスハウプト
アラン・アダムスのモデルになった人物かもしれません。
尤もアラン・アダムスは旧約聖書『創世記』に登場する方のアダムとイブのアダムかもしれませんが、うがった見方をすると、才能のある人同士のパートナー探しの一面もあるかもしれません。
優秀な遺伝子同士を掛け合わせてより優秀な人間を生み出そうとする…優性思想とか、殺しをためらわないところとか。
またDAも隠ぺいしていますが、人を裁判で裁く前に殺しています。
これはかなり怖い事です。(フィクションとは言え)
正体不明で、どこか底知れない怖さを感じるシンジの言葉や行動の数々…
計らずも俺(橋山大介)氏の発言はDAやアラン・アダムスという物語の根幹にニアピンで触れることになっているのかもしれません。
実際の八咫烏の伝説
八咫烏は古事記や日本書紀に登場する三本足の烏の名前でもあり、神武天皇(伝説上の初代天皇、誕生は紀元前660年1月1日~*)が九州(宮崎/高千穂)から日本の国土全域を支配するため当時の国土の中心とされた東方への遷都を決意。
東方遠征で大和(奈良)を東大阪方面から目指して苦戦を強いられた際に、熊野三山(和歌山)を案内したという"導きの神様"(太陽の化身)とされています。
この迂回しての再侵攻の結果、大和を平定。初代天皇を名乗って大和朝廷が誕生したとされています。
*3月11日に127歳(古事記では137歳)で崩御。
グウゼン?(; ・`д・´)スゴクナガイキ… キニスルナ(・へ・)マイニチナニカノキネンビダ
結社「八咫烏」
ここから取ったであろう結社「八咫烏」は様々な時代に、歴史の裏で様々な形で立ち回ってきたとされる存在で陰陽道に属するとされています。
(正式名称を八咫烏陰陽道)
起源は遡ると藤原氏が政敵を倒して権力を独占(朝堂独占)することに対抗するため、遣唐使を経験した吉備真備(695-775年)が聖武天皇の密勅で結成したとされています。
天平時代(平城京時代)から幕末までにかけて秘術"迦波羅*"を用いて、神道・陰陽道・宮中祭祀を支え、京都御所における食事・掃除・湯あみに至るまで天皇や皇族らの日常的な事柄の一切を引き受け、有事の際には天皇を避難させる警護も担っていたとされ、避難先の神社*は彼らの親族などが管理をしていたとされています。
イツノジダイモ(・_・;)インボウロンッテアルンダネ
江戸時代に入ると徳川家が権力を持ち、朝廷が力を失ったために退潮。
明治政府樹立に際しては力の衰えていた八咫烏とは縁のない薩長土肥出身者が権力を掌握したことや、廃仏毀釈(仏教国から神道国への転換)、神社合祀令(神社同士の合併政策)、天社禁止令(陰陽道廃止)などの弾圧を行ったことで解体寸前となり、新政府に対するレジスタンスとして辛うじて各地に分散して存続を細々と維持していたが、戦後はGHQによって事実上壊滅状態に追い込まれ、再起を図るために近年は神童を集めて、その才能を伸ばし、神道を教え込み各地へ送り込むスターシード計画を行っているとされています。
才能を伸ばし…アラン機関のやっていること(で観えていること)と似ているように思えるということは元ネタに近づいているのでしょうか。
裏帝と金鵄・大烏
第6話で新しい考察材料として登場した情報で多くの人が彼岸花・君影草から、まだ登場していないかもしれない花葵はクリーナー?アラン機関?と話しています。
なるほど、参考になります(笑)そうかもしれません。
でもたきながリリベルの存在を認識していないので、リリベルは全く独立した存在になったのでは?とか海外に出たのでは?などという考察もあるようです。
では私は私なりに、ちょっと違う視点から考えてみました。
それぞれの花の名前の下には大烏(鳥?)と書かれています。
大烏、別名:三羽鳥は文字通り三人で一組となります。
梅・椚木・宙天で一組になっていますよね?
DAには楠木司令に指示を出している上層部がいることは既に語られていますので、それが少なくとも3名から構成されている可能性がこの図からは想像できます。
また梅のように思えるこの漢字を「楠」ではないかとする説もあります。
ですが、もしそうなら「上層部」という呼び方は同列の立場に使うでしょうか?
そしてこの八咫烏の説明の図ですが、彼岸花・君影草・花葵*それぞれから集まるようにして構成され鴉・雅・鵶と全て烏にまつわる色を連想する漢字が書かれ金鵄と表記されています。
金鵄は日本の神話に登場する鳥で、神武天皇が大和へ攻めて苦戦した際に何処からともなくやって来た金の鵄が弓弭に止まって雷のように輝き、敵が戦意を失い、大和を平定したという逸話に登場します。
金鵄は皇室の守護霊とされ、これが弓に憑依(ひょうい)して建国の業が果たされたという事ですので、裏天皇を支える重役を担っている人としてぴったりの名前です。
八咫烏には三人の金鵄と呼ばれる統治者、その下に12人(金鵄3名を含むかは不明)の大烏で組織(花葵・彼岸花・君影草)を治めているらしいというのは作品外(これを現実のと言って良いのか微妙なので)の結社八咫烏について語られている話です。
個人的な妄想を全開に働かせると、この仕組みそのものがDAでありアラン機関の仕組みの一部のように思えます。
12人の大烏はこの図の中に出てこないので省略しますが、三名の大烏によって3つの組織が運営されており、そこから類まれな優秀な人材を金鵄に育て、裏帝(影の支配者)を支える幹部として送り届けるのか。
はたまたこの三人から次の裏帝を選ぶという仕組みなのか。
また12という数字と裏帝という設定から「イスラエル十二支族*」を連想する説もあります。
リリベルはDAの内部組織?
ついこの前までDAが自分の居場所であり、DAの考え方こそが自分の価値観だったたきなにとって自分の存在意義の要であった組織を疑うことなどありません。
DA組織内に裏切り者のリコリスを処分する組織が、裏にあってもおかしくないでしょう。
そしてたきなもそれを知らないのはむしろ当然でしょう。
まるでお化けの話でもして子どもを怖がらせるような口ぶりと手ぶりで「おっかないよー」と話す千束。
これは、はみ出し者(問題児)の千束を処分しにやって来たリリベルを撃退したという話なのではないでしょうか。
そしてそれは千束の実力が本物かどうかを見極めるために送り込まれ、それを撃退した千束は将来の幹部候補(金鵄)なのかもしれません。
もしそうだとするとリリベルが海外に出たという説の説明にはならないかもしれません。
江戸城が残っている世界線の意味?
また第5話で松下さんを東京観光で案内する際に千束が作ったしおりがWebで公開されていますが…江戸城が天守閣を含め描かれています。
現実の江戸城は高さ60m、当時の日本最大の大天守閣だったとされています。
しかし1657年、徳川家綱(四代将軍)の時代に起きた明暦の大火で焼け落ちてしまいます。
外堀以内のほぼ全てを焼き尽くし、死者数は最大10万人。
関東大震災(火災による死者92,000/全体の死者数105,000人)・東京大空襲(死者105,400人、被災70万世帯、罹災者は約300万人)と合わせて日本における最大の火災の一つ。
世界史の中でもローマ帝国(暴君ネロ)におけるキリスト教弾圧のきっかけとなったローマ大火、近代において火災保険誕生のきっかけとなるロンドン大火と並び世界三大大火に数えられることもある大火災です。
天守閣はランドマークであり、将軍の力の象徴でもありますが徳川家康が江戸城を築城してからこの大火の時には既に50年以上が経っており、戦時に敵陣を見渡す櫓や籠城・武器庫を兼ねて使うのが本来の目的である天守閣は平和と安寧の江戸時代を迎えたことで必要性を見出せなくなり、再建はされなかったというのが実情で現在は残っていませんがリコリコの世界では残っているということでしょうか。
(再建した可能性もあるが…)
この話、旧電波塔や延空木の話と似ていないでしょうか。
もしかしたらこの辺りが現実の世界との分岐点であり、ここに八咫烏が絡んでいたという設定なのかもしれません。
考えられるのはこの火災が将軍家の転覆を計ったなどの事件から八咫烏が事前に情報を聞きつけ未然に防いだことで将軍家に重用されるようになり凋落せず力を持った説。
または江戸の人口が過密となって衛生環境の悪化・疫病の流行、殺人事件などが連日のように頻発するほど治安が悪化していたのを八咫烏が治安維持に一役買った(幕府放火説を逆に用いる)説など色々と考えられそうです。
この場合は現在のDA・リコリスがやっていることと同じようなことになりますので案外あり得るかもしれませんね。
さて、第七話…どうなることやら。
予告ではフキ&サクラが喫茶リコリコを訪れているだろう描写が登場し、千束の言う「会いたい人」(多分ミカ)にデレるフキとかそれを見守る揶揄う千束とかサクラが見られるのでしょうか。
あとは真島&ロボ太コンビも動きがありそう。
公式がネット上のミーム(パンツネタ)を予告に使うって、新鮮だなあ( ´∀`)
ってかロボ太と真島のコンビのデコボコ感www
え!?文書量のバランスが悪い?
Σ(゚д゚lll)マージマサーン
勘弁してくれ。思いつきで投稿しただけだから。
この記事は全て思いつきで、フィクションですからね。
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とあるヲタクの妄想考察
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