【妄想考察2.0】リコリス・リコイルの疑問を整理してみた⑲
前回の妄想考察が早速大部分外れてきました(笑)
ということでこのトップ画像です。(* ᴗ ᴗ)⁾⁾
まぁ、色々想像するのが今は楽しいので良いのですが、あの時系列関連はかなり重要な要素だと思うので引き続き注目していきたいと思います。
『リコリス・リコイル』第6話も神回でしたね。
部屋着の千束も、制服エプロン×ポニテ、そしてじゃんけんに勝ってはしゃぐたきな、かわいすぎですね。
全13話ということはもう今週放送分(8月13日)からは折り返し、後半戦なんですね。
モウズット(´艸`*)ツヅケテホシイ
今回は第6話までの視聴を前提として、ここまでに出てきた中で未だすっきりしていない部分を整理するために書いています。
ネタバレありの妄想考察ですので、作品をそのまま楽しみたい方はご遠慮ください。
モウソウッテイエバ(;・∀・)ユルサレルトオモッテイルナ…(ノ≧ڡ≦)ヘテペロ
ミカは意外とアナログ?
第1話、また度々登場する喫茶リコリコの電話は今時珍しい固定電話、それもお店の雰囲気に合わせたのか、かなりレトロなデザインです。
動きたっぷりで千束のちょっとガサツなところ(かわいい)が垣間見れるシーンですが、この動きのためだけに固定電話が用意されているのだとしたらもう何も言うことはありません(笑)
舞台装置として完璧です。
たきなの生真面目さと対比されて際立ち、誰にでも伝わるドリフのコントのような、ある種の様式美さえ感じます。
個人的にはDAとの通信を傍受されないための秘匿回線(政府専用回線)なのかと思っていました。
またミカはスマホが使えない、もしかしてガラケーなのかと勝手に想像していました。
(ついでに千束とフキはスマホの連絡先を交換していない?またはDA施設内では使用制限?もしくはDA本部に傍受されると考課の心象が悪いから?)
何故なら第1話冒頭で千束を呼び出したり、「6階だ」と指示を出したり、「撤収だ」という声は恐らく事件現場周辺からの電話だと思われますが、全て音声でしか描かれていませんでした。
ミカがスマホを使って通話する様子は第1話では確認できません。
しかし第2話でクルミが来たことでセキュアな通信環境が確保されスマホを使えるようになったのでしょうか。
第3話の後半でボードゲームのお誘いに「二人で行くぜ」という返信で、やっとLINEのようなグループメッセージを使っている様子が映し出されます。
また第6話で楠木司令(またはその秘書?)との連絡をスマートフォンでミカが行っている様子が出てきます。
更に第1話の後半では千束のスマホで銃取引現場の写真を観ようとしますが、老眼なのか眼鏡をはずして見ようとしますが見つけられず、自分でピンチアウトすることなく千束に助けてもらっていて、ミカはデジタル機器の操作は得意ではないのかもしれないことを伺わせます。
このレトロな固定電話、ダイヤルを回して操作するタイプでもなさそうなのでちょっと不思議なデザインをしていますね。
今後この固定電話が作中で再び使われる機会がどれくらいあるのかは不明ですが、着信と予め登録してある電話番号にだけかける用なのでしょうか。
運動服の色?
第3話でDA本部へ体力測定とライセンス更新に行った千束は好敵手フキとかち合います。
更衣室で着替えた二人の運動服はデザインこそ同じものの、カラーが異なります。
ファーストリコリスのフキが白い運動服で、DA本部から支部(喫茶リコリコ)に出ている千束が赤い運動服であることは、運動能力でもランク付けがあるのかもしれません。
千束の運動服が赤なのは何の異論もありませんが、フキが白というのは個人的にはちょっと意外でした。
(この二人の関係性を考えれば、デザイン的に私物ということもないだろう)
OPに登場するようにランクDの千束(幼少期はA+)、ランクAのフキ(子どもの頃もA)ですが普段は二人とも赤いファーストリコリスの制服を着ているのに、運動服の色が分けられているのはやや不自然です。
前回も取り上げたOPのワンシーンですが、個々の表記はリコリスのランクと思われていましたが、厳密にはライセンス=制服の色でもしかしたら分けているのかもしれません。
そうでなければDAから飛ばされたたきなや、問題児として支部に出た千束がそのままの制服でいることの整合性が取れないと考えられるからです。
最強(?)AIラジアータ
彼岸花の学名"Lycoris radiata"から付けられたという噂が飛び交っている、DAの機密性を担っている最強AI。
実働部隊であるリコリスと対である名前を冠し、「全てのインフラの優先権を持っている」と千束は説明しています。
詳細な描写はありませんが、現段階ではその性能が恐ろしく高いことは会話などから伺えますが、誰が作ったのかなど詳細不明です。
もしかしたらアラン機関などが関わっている可能性もあります。
しかし第1話ではウォールナットにクラックをされシステムダウン、第6話ではオタクハッカーの俺氏(橋山大介)の侵入を確認して通報しています。
本当にすごいのだろうか?と疑問も付きます。
俺氏の侵入でラジアータはレベル3のアラートを検知しますが、恐らくレベルは最大で5~10程度までは少なくともあると考えられます。
根拠はありませんが、こんな小物臭いオタクの侵入を許すほどのセキュリティであれば事件の秘匿などできるはずもないからレベルは3より何段階も高いところまであり、そうは言っても侵入者を放置する訳にも行かないから警報を鳴らしているという事でしょう。
妄想ですが、レベル1はロボ太が言う「政府専用の基地局」へのハッキングでしょう。
独自OSで通信傍受を防ぐために想定されます。
そして基地局はダミーの可能性があります。
このために交換所を特定し物理的に仕込むなどの方法が語られています。
まぁ、消されるでしょうね(笑)
レベル2はレベル1を潜り抜けたとしてDAのファイアウォールの突破を試みるケースでしょうか。
バックドアを仕込むなどの方法が議論されています。
レベル3は本部サーバーへの直接攻撃。まさにDirectAttack( *´艸`)
もしかしてDAなのにDAに弱いのか?
ミズキが「あんたまさかDAを直接ハッキングしているの?」と驚き、千束が「さすがはクルミさん、やばいね」と褒めると、クルミは「チョロいね」とドヤ顔でまさにそのバックドアを仕掛けて通報される事なくデータをダウンロードしています。
第1話冒頭の侵入時点で既に次の侵入に備えてバックドアを仕込んでいたという事でしょう。
作中で外見は現在最もロリっ娘(30才以上?)のクルミですが、確かにこいつは色々と裏を含めてヤベェ仕事してくれますね。
クルミが一体どこまでのデータに触れられるのか、アラン機関(シンジとその秘書)との電脳戦など今後の展開に期待です。
ロボ太は中学生?
ロボ太がネット掲示板で中学生扱いされ、ウォールナットが神としてあがめられているのが実にネットっぽくて面白く妙にリアリティがありますが、多分ロボ太は20歳以上だと思われます。
マンションに帰ってきた千束たちをドローンで盗撮しているロボ太は
「家を突き止めたけど、これじゃ僕も児童盗撮犯じゃないか…」と漏らしています。
逮捕された自称オレ氏(橋山)は児童ポルノ禁止法違反で逮捕されていますが、現実の児童ポルノ法に則すると18歳未満の未成年を性犯罪から保護する目的として定められています。
ロボ太は声から若そうと思っていましたし、映画に登場するハッカーのような痩せた眼鏡小僧かと思っていましたが(* ´艸`)クスクス
少なくとも女子高生を保護すべき対象として扱う程度には大人なのかなとは思いました。
ウォールナットがネット黎明期から30年以上君臨したウィザードであることから30歳以上の可能性が示唆されていますが、ロボ太はそれよりは若く高校生よりは年上ということになるでしょうか。
シンジの秘書?
アラン機関で働くシンジの秘書、ミステリアスな美女です。
(名前はまだない)
第1話ではシンジのジェスチャーからカーナビと思われるシステムに入り、わずか数回のタッチでウォールナットのマンションを爆破。
予め仕込んでいたプログラムを起動させただけとはいえ、そのタッチは非常になめらかで、人を消すということになんの迷いも感じられません。
真島に殺されそうになったロボ太のコンピュータにハッキングして千束の映像を見せたのも彼女の仕業*の可能性が考えられます。
ところでこの秘書、二人いるのでは?という双子説もあります。
スマホを持つ手を持ち替えるというのは何も珍しい動作ではありません。
長電話などの際には誰しも持ち替えたことがあるでしょう。
しかし着信があった時の電話というのは、使い慣れた方で受話するのではないでしょうか。
もし仮に双子だとすると髪型や服装まで揃えている可能性があります。
そうなると全く区別がつきません。
しかしよくよく考えると第一話のこのシーンは、バックミラー越しなので左眼が隠れていそうだが実は鏡像なので右目が隠れているので恐らく同一人物であると思われます。
第5話でサイレント・ジンを雇って仕掛けたのもこの秘書であることが回想シーンで語られています。
この秘書、シンジの横に常にいるわけではなく自ら手を汚すこともあると考えられます。
そして第五話後半で松下さんが運ばれた病院で点滴をする看護師…
髪色とイヤリング(ピアス?)からシンジの秘書と思われます。
もしくは双子でどちらかが現場担当ですかね?(* ´艸`)クスクス
送迎のDA職員?
一方でかなり穿った見方をすると第三話でDA本部へライセンス更新で向かった際に駅での出迎えをした女性は顔を隠しています。
顔を隠していますが、多分相当な美人です(´艸`*)
楠木司令の秘書とも別な方のようにも思えますが、傘で影になっていて髪色などがシンジの秘書と同じ髪色に見えなくもありません。
まぁ、この世界は同じような髪色の人などたくさん出てきますので決定的な証拠にはなりません。
EDクレジットの声優を確認してもどうやら別な人が声をあてているようにも。
双子役だから同じ声優さんが二役とは限りませんが。
(リゼロのレム・ラムだって別な声優さんですし)
モブのデザインを隠すというのは制作における負担を軽減できますので、全く関係ないかもしれませんが意味深にも見えてきてしまいます。
シンジは何故、真島にDAの情報を教えないのか
第3話で千束とたきなを駅からDA本部まで送迎してくれた車と、
第5話で松下さん(シンジ)を乗せてきた車は同じナンバーをしています。
つまりDAとアラン機関(シンジ)はどれだけかは不明ですが、つながっていると考えることが出来そうです。
真島を千束にけしかけているのはシンジ(秘書)ですが、ロボ太にはDA本部の場所を教えてくれません。
そのおかげでロボ太は叫びたくなるほどの苦労をすることになるわけですが、これではまるでバランスが取れていません(笑)
何故、シンジは秘書を介してでもDAの情報を教えてあげないのでしょう?
真島はロボ太が言ったように「日本に入国した雇われテロリストたち全員が忽然と姿を消すその理由の究明と解決」が目的となっています。
既に理由の究明は"事件は事故"にしてしまうDAとリコリスの存在を確認しているため終えています。
そして解決のためにはDA本部(リコリス)を攻撃・壊滅させること、存在が隠し切れないほど「嘘を付けないほどもっとすげえことすればいい」は目的が合っています。
一方のシンジの目的は「"殺し"の才能」を見出した千束が、目覚めて使命を全うする事であり、それは必ずしもDA(リコリス)の存在が公になる事と一致しません。
もしDAやリコリスの存在が公になってしまえば、裁判もせずに事件を起こそうとする被告を勝手に殺していることになるのですから、いくら公的機密組織のエージェント(殺人ライセンス有)とはいえ、安心安全な神話を信じ込んでいる日本では社会的に受け入れることが出来ないでしょう。
むしろシンジとしては、秘匿されながらも殺人ができるDAの隠ぺい・情報統制がある日本という環境下は千束の才能を磨くのに相応しいくらいに考えているかもしれません。
またはアランチルドレンとしての使命を果たさない千束を"処分"したとして、その暗殺の隠ぺいにDAは利用できると考えている節もあるかもしれまえん。
つまり千束の才能のためにDAは残したいと考えているシンジと、真島のDAを解体させたい思惑は一致していません。
このために真島に教えていないと考えました。
ミカとシンジの約束?
第4話の中盤でミカとシンジがアクアリウムのあるバーで会話するシーン。
大人のムードあるシーンで一部のファンを悶えさせてくれます。
「アラン機関は"支援した対象"に関わることを禁じている、話しただろう」「矛盾しているじゃないか。それなら店にだって来るべきじゃない」
「消えろ…と?」
「ミカ、"約束"は守れているのか?」
「ああ、もちろんだ」
「天才は神からのギフトだ。必ず世界に届けねばならん。」
シンジは千束に正体を明かす事ができないが、間接的に千束に関わる事でその"約束"が果たされることを促そうとしているように見えます。
ミカとシンジの"約束"はこれまでに明らかになっていませんが、シンジが期待していることは千束がその才能を発揮する事、そしてどうやら世界に連れていくことのようです。
一方でミカは「千束に任せている」と千束自身の考えをかなり尊重しています。
千束は水族館でたきなにDAを出た理由を、打ち明けます。
まるで想い人でもいるような口ぶりの告白、秘密を打ち明けるには水族館はうってつけの場所かもしれません。
非殺傷弾を使う理由を打ち明けます。
しかし第5話後半で「えぇ…誰が何で殺させようとしたの?何のために?」と自分の意に反した出来事に巻き込まれ戸惑う千束に対し、ミカは何か思い当たるように声を漏らします。
ミカとシンジの間には"約束"に対するズレがあるように思えます。
第1話でウォールナットからのドローン映像に映るリコリスを観て、確信が持てないながらも「千束…か?」とつぶやきます。
第2話でウォールナット暗殺の報告を受けたシンジは、ウォールナット死亡の確認の画像を見て「彼の傍にいるのは護衛か?」と尋ねています。
千束とシンジは第1話の終わりに面会し、第2話の冒頭でも会っています。
低解像度の画像ならともかく、このリコリス制服(ファースト)や髪型などから流石に千束と気づいているでしょう。
ロボ太への依頼はあくまで自分に近づこうとするウォールナットの抹殺だったのですから、シンジはそれ以上ここでは追及をしません。
しかし"殺しの天才"である千束がついていながらプロよりのアマの攻撃で千束が守り切れないというのは納得ができなかったのでしょうか?
第2話の後半で「千束とここでどんな仕事をしているんだい?」と問うシンジ。
その問いはまるで"約束"が果たされていないことへの不満、隠し事に対する追求に聴こえてきます。(しかしくどくないさらりとした言い方で)
"どんな仕事"とは"どんな殺し"のミッションを千束に与えているのかということでしょうか。
少し距離が離れているとはいえ、後ろの座敷にはミズキがPCを開いて作業をしていますから、ここでDAに所属していたとか、千束はリコリスなど打ち明けるはずがありません。
第5話では「君の手で殺してくれ。君はアランチルドレンのはずだ」と千束にジンを殺すことを依頼する松下さん(シンジ)。
「何のために命を貰ったんだ。その意味をよく考えるんだ」と追及する松下さん。
「松下さん、私はね…人の命は奪いたくないんだ」と語る千束。
「私はリコリスだけど、誰かを助ける仕事をしたい。これをくれた人みたいにね」
松下さんに成りきるのも忘れて、「何を言っ…千束…?それではアラン機関は君を、その命を…」と語るシンジ。
途切れた言葉には何が隠れていたのでしょうか。
これはアランチルドレンとして才能を見込んで人工心臓を提供した思惑と違う方向に進もうとしている"今の千束"の意思をシンジが初めて知ったシーンとなるでしょう。
しかしそうなると時系列に対する疑問がわいてきます。
松下さんの体調
第5話で筋萎縮性側索硬化症(ALS)で自分では動けない松下さんが電動車いすでリコリコにやってきた時の数値に変化はあったのでしょうか?
ちなみにこの日の気温は水上バスの上の自動販売機では晴れ23℃。
水上バスでの移動中の表示はありませんが、東京駅でジンに襲撃を受け、千束たちがジンを倒した後でやって来た松下さんの体調管理のモニターが消える前の数値は以下の通り。
数値は微動しますが、大きな変化はありません。しかし気になる点があります。
これらの表記は…
ABRの表記が血圧っぽいのですが、医学的な知識がないので分かりません。
RESPから呼吸回数が少なめというところでしょうか。
CVPがもしこの中心静脈圧で正しいのだとしたら、リコリコに来た時から
10cmH2O以上:心不全や過剰輸液などによる循環血液量の増加が原因。
右心不全、心タンポナーデが予測される危険な状態のまま出かけていたことになります。
そもそも正体は薬物中毒の末期患者だったのですから、ALS以外の病気を併発していても何の不思議もないのですが、円盤では修正されているかもしれませんね。
シンジは千束がDAにいることを知らなかった
ここまでの記事と前回の妄想考察の大部分をひっくり返すようですが、ウォールナット暗殺事件が終わるまでシンジは千束がリコリスであることを知らなかったとように思えます。
そもそもミカがDAの訓練教官をしていたことも、シンジは知らないのかもしれません。
シンジとミカは旧知の知り合いでしょう。彼の言う「前はコーヒーもまともに淹れられなかったのに」「10年も経てばな」とは、ミカが現役の狙撃手だった頃の話だった頃、喫茶リコリコが開店する前の話で、少なくとも千束の人工心臓移植の頃からの知人であると思われます。
喫茶リコリコがDAの支部であるということも、もしかしたら第4話(買い物デート回)までの時点ではたどり着けていなかった可能性があります。
第1話の後半でウォールナットがドローンで撮影したリコリスの映像を見て「千束…か?」と確証を持てず、第二話で度々お店を訪問。
そしてそれを確かめるために第五話で松下さんという傀儡を使って現在の千束の仕事ぶりに探りを入れたとするとシンジの言動の辻褄が合います。
その刺客として送り出されたのが秘書を介して送ったサイレント・ジン。
ミカの昔の仲間だったジンを送り込むことで千束とミカの両方に揺さぶりをかけると共に、本物の暗殺者を試金石として使ったと言えそうです。
そしてその結果、アランチルドレンとして与えられた使命とは異なる道を歩もうとしている千束を"処分"もしくは"公正"させるために次の刺客を送り込みます。
時系列を再整理(妄想)
ということは、物語の時系列としてはこうなるのでしょうか。
千束はアランチルドレンとして"殺しの才能"が認められたが、病気か何らかの事件か事故によって命の危険があり人工心臓が移植され回復。
この時に千束はシンジを一目しか観ていない。
千束は移植の影響で記憶の一部を失い、「人を殺したくない」と言い始める。
しかし足を怪我したミカは自分では千束を守りきることはできないと、
シンジとの約束を守るためでもあり、ミカはDAの訓練教官となり、千束はリコリスとなる。
DAやリコリスたちでは対処できない旧電波塔事件が起き、ゴム弾をミカに作ってもらうことで才能をいかんなく発揮して現場に1人で乗り込んで事件を解決。
但し、電波塔は爆破されて壊れてしまった。
幼いリコリスのスタンドプレーとそれを見逃したという事態の責任を取らされる形でミカは訓練教官を辞して、千束・ミズキと共に左遷組の受け入れ場所(リコリス・リコイル=リコリスの再生場または社会復帰訓練所)として喫茶リコリコを開店という流れが現在もっとも考えられる時系列のようにも思えます。
皆さんはどうお考えですか?
真島は〇〇の天才か?
仮の話ですが、真島が何らかの犯罪的才能を持ったアランチルドレンという可能性はないのでしょうか。
仮にそうだとしたら個人的にはひき逃げの才能もしくはテロリストの才能なのかと思っていましたが、どうやら第六話まで観ていると"どんな状況でも生き残る"才能なのかもしれません。(スプリガンの御神苗優か暁巌か?)
千束を執拗に狙う真島ですが、第4話の地下鉄駅襲撃テロ現場からも発破した崩落現場からも生き残ります。
速度を上げて走る車から狙撃されて転げ落ちて血だらけになっても生き残り、
ロケットランチャーがこんな至近距離で車に当たった爆撃でも生き残ります。
妄想すると海外からテロリストたちを送り込んでいる組織があり、真島はそこからの使者でありテロリストでもあるならば、全13話で一端完結したとしても、あるか分かりませんが2ndシーズンや劇場版などで千束&たきななどリコリスたちが海外を舞台に活躍する(ラスボスはシンジではなく、シンジが敵対する千束の才能でないと倒せそうにない敵)というのもあるのでしょうか?
海外の景色の中で千束とたきなが
イチャイチャするシーン…観たい!(*´ω`*)←ホンネ
まぁ、真島は(作品の)"バランスを取る"天才かもしれませんね
イツマデモ(´艸`*)イキノコリソウ
ボードゲームと常連さん?
喫茶リコリコにはボードゲームで遊ぶ習慣があるようで、常連さんたちと閉店後や休業日に集まっているらしい様子が描かれています。
警視庁の阿部さん以外の常連さんについては殆ど名前を含め触れられていませんが、「個人のためのリコリス」とたきなが第一話で呼んだようにリコリコの活動の中で困っている人を助けたことが積み重なって常連さんたちとの絆が出来たものと考えられます。
締切とは、マンガ家や小説家、出版関係者とかデザイナーとかでしょうか?
この辺りは原作者アサウラ著のスピンオフ小説『リコリス・リコイルOrdinary days』で描かれるのでしょうか。
一応、第3話のEDには名前と声優さんが出ています。
本編とこのボードゲームにどんな関係があるのか不明ですが、一体ゲームを彼女たちは遊んでいるのでしょうか?
ここでは作品の映像などから分かる範囲で特定していきましょう。
(;・∀・)ストーカーカヨ (´艸`*)ムチデアルコトハキライナンダ
第3話前半「ジャンクスピード」
第3話冒頭で常連さんと閉店後のゲーム会が開かれ、警視庁の阿部さんが仕事そっちのけで参加していました。
カードをみんなが何枚かずつ持っているようですがゲームの名前が半分隠れています。
しかしその直前、押し入れから出てくるクルミが脇に抱えている箱には『ジャンクスピード』と書かれています。
モデルとなったボードゲームは多分こちら。
手持ちのカードをいかに早く消化していくかというターン制のゲーム。
反射神経と冷静さが求められるゲームのようです。
第3話後半「モアイ」
第3話後半でDA本部から帰ってくる千束&たきなにボードゲーム大会の延長戦をしているメッセージが届きます。
阿部さんを始め手には第3話前半で出てきたゲームのカードらしきものが。
しかしクルミの手にはモアイのような像があります。
ミカ「取ったどぉー!!」と叫び手にしたその像はやはりモアイのような形をしています。
この事をヒントに考えるとこのゲームでしょうか。
但し、モアイを使ったゲームは幾つかあるのですが、これは同じ第三話の前半で出てきたジャングルスピードと混ざっているように思えます。
ジャングルスピードは山札からプレイヤーが順番にカードをめくっていき、自分の手札と「同じ形」のものが揃った場合にトーテムを掴み取るという反射神経が問われるゲーム。
色が同じだったりするなど紛らわしいものもあり、お手付きは場に出ているカードを全部引き取ることになります。
同じタイミングで形が揃ったらトーテムを先に取った人の勝ちで、取り負けた人が場のカードを全部引き取ります。
咄嗟の判断力と反射性能、眼の良い千束が最も得意そうですが、射撃手としてミカも得意そうです。
第4話後半「カモメと卵」
買い物デート回だった第4話後半、地下鉄テロの様子を店内のテレビで報じられるシーンに登場したカモメ(?)と卵のボードゲーム。
これはモチーフになった物のを探すのに4つのゲームの中で一番苦労しました。(検索時間5分)
そのままではありませんが、モチーフとなったっぽいボードゲームは「ウミガメの島」というすごろくゲーム。
メーカーは1883年創業の独ラベンスバーガーというヨーロッパのジグソーパズルやボードゲームの老舗だそうです。
「ウミガメの島」のルールは、サイコロを振って島の外周を1から順に回り、産卵場所(画像の島に卵と1が描かれている場所)に置かれたカード(1~6点)をめくって何個の卵を産卵するかの得点を競います。
サイコロを1個(1回)振るか、1回振った後で2回目を振るか、3回目を続けて振ってもOK。
但し8以上になるとスタート地点(外周1)に戻ってしまうというリスク/リターンの駆け引きが楽しめるゲーム。
リスクを犯したくないと何度も振ることを避けたくなるかもしれません。
しかしそこは2回振って8以上にならなければ出た目の合計の2倍(最大14マス)進め、3回振って8以上にならなければ出た目の合計の3倍(最大21マス)進めるというインセンティブがつくために一発で卵のカード(得点)を引ける可能性も。
しかもコマが同じマスで重なった場合、下のコマも一緒に連れていかなければならず、卵のマスにゴールした場合には一番上の人だけしか卵カードを引けない。
また8以上なら全員振り出しに道ズレです。
リスクテイクという点ではクルミはもちろん、ミカも得意かもしれませんね。
第6話前半「タイル」
第6話でクルミが千束と遊んでいたゲーム。
クルミ「もーらい!」
千束「あ~、そのタイル持っていくなよー」
「タイル」というキーワードからこのゲームかな?
2人プレイ用のゲームで、それぞれのプレイヤーが持っているボードをパッチワークを使ってマスを埋めていくゲーム。
持ち時間とコインをどう使っていくかの戦略性が求められるようです。
プレイヤーそれぞれのボードのパッチワークで埋めたマスが得点、埋められなかったマスがマイナス点となり、合計得点で競うというもの。
クルミが絶対的に得意な奴ですが、プレイ描写こそありませんが、性格的にたきなも得意かもしれませんね。
ゲーム開始に当たって一番最近「針仕事をした人」から始めるという…
クルミが?千束が?針を使って…?
想像できませんが、多分じゃんけんかサイコロで決めたんでしょうね
( *´艸`)
穿った見方かもしれませんが、ボードゲームってゲームの種類によってはとても頭を使うんですよね。
対戦するプレイヤーによってもゲームの難易度が変わるし、局面によっても刻々と戦況が変わるので判断力・反射神経、客観性、冷静…学校に通っていない千束やたきな達にとってコミュニケーションであり、訓練の一環なのかもしれませんね。
イヤタンニ(;・∀・)アソンデイルダケダロ (*´▽`*)マザリタイ
【蛇足】重箱の隅を突いてみる
リコリコは神作、完璧な展開と絶賛され、私も同意見なのですが全く設定にミスがないのかといえばそうでもありません。
ここではあえて重箱の隅をほじくり返したいと思います。
ソウイウノ(;・∀・)キラワレルゾ(´艸`*)キニナッタダケダヨ
第2話ではいくつかの入れ替わりが描かれています。
千束&たきなと合流の際に、逃走車が赤いスーパーカーだと思って興奮していたら軽自動車だったことに落胆(笑)
しかも守られる側が颯爽と車で現れるという想定外のシーンに戸惑う千束をよそにたきなは合言葉を交わし、軽自動車に淡々と乗り込みます。
この軽自動車は後部座席に直接乗り入れできる4ドアやスライドドアではなく、2ドアであることが確認できます。
しかし車内ではいつの間にか千束とたきなの席順は入れ替わっています。
2ドアの自動車というのは乗ったことがある人なら分かると思いますが、運転席側から乗り込むためには運転席を前に倒したり、移動させないと子どもやかなり細身の人でも乗り込むことは容易ではありません。
また最近はあまり意識されることが減ってきていますが、自動車の座席にも一応の上座・下座があります。
タクシーなど外部の人が運転する場合は運転席の真後ろの座席、つまり作中で千束が座っている場所で、次席は助手席の後ろ(たきなの座っている場所)です。
よくよく考えればスーツケースは後部座席やトランクの中でも良かったのに
逃げてきた時によほど時間がなかった、視聴者にこのスーツケースを印象づけしておくために助手席だと考えるとよく考えられています。
後部座席では咄嗟の時に車から抜け出すなど身動きの点でも制限され、二人が護衛任務にはあまり慣れていない様子としての描写にも思えます。
岸壁から落ちそうになっている車からの脱出に際しても護衛対象であるウォールナットが先に車から出る事は何も不思議ではありません。
運転席側でドアを開ければすぐに脱出できます。
ということは、普通に考えると恐らくウォールナット→たきな→千束の順で脱出でしょう。
千束の脱出は最後でも構わないのですが、たきなは助手席側(海側)にいたはずなので助手席のスーツケースを担いで脱出するのにはやや無理があるのではないかと思います。
ドリフトシーンで運転席側が海側を向いているか、千束&たきなの座席が乗り込んだ順のままであればこの脱出順は成り立ちやすいはずですが…。
ちなみに4人掛けの電車のシートは進行方向を向いている窓側(①)が上座です。
第2話で移動中の二人も、また第3話でのシーンもこの二人の位置は千束が上座です。
たきなの生真面目さがそうしているのかは不明ですが、任務中の想定外の事態にわざわざ座席を入れ替えて座るとも思えません。
あと第2話では手榴弾をトイレに足で転がして、相手とポジションの入れ替えで倒します。
第2話では入れ替えがよく出ていますね。
蛇足ついでに本当にどうでもいいのですが、この千束が「え~!?たきな運転できんのかよ?」の奥のPマークの奥マンション。
白い軽自動車が飛び出してきたマンションと同じでしょうか?
猛スピードでバックのまま二人の前にやってきます。
それだと車は高架が見える方向(千束&たきなが歩いてきた方向)から来たことに…。
オリジナルアニメで、スケジュールが厳しいTV放映ですから単純な背景画の設定ミスかなとは思いますが、一応触れておきます。
(ここは円盤では流石に修正されるか?)
前回と文章量のバランスが取れたので今回はここまで(∩´∀`)∩
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とあるヲタクの妄想考察
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