認知症サポーター養成講座を受講して
先月5月30日、地元の「認知症サポーター養成講座」を受講してきました。
認知症サポーターは、オレンジサポーターとも呼ばれていて、主に認知症についての理解を深めた人のことを指し、認知症の方を応援する人のことです。
受講のきっかけ
これまで認知症というと、一括りに「本人も周囲も大変そう」というイメージしかありませんでした。
しかし年齢を重ねるにつれ、主人の祖母であったり、自分の祖母が実際に認知症になり、どんどん身近に感じるようになってきました。
とはいえ、私自身は何もサポート等していない状況なのですが。
一番近くで支えている親戚には頭が下がる思いです。
オレンジサポーターの存在は以前から知っていたのですが、どうも身近に感じられない自分がおり、実際に受講するには至らず。
市の広報で講座が開催されることを知り、この際なので認知症について理解を深めようと、受講しました。
講座の雰囲気や内容
会場に着くと、結構な人数の受講者がいらっしゃいました。
定員20名だったと記憶していますが、もっといたような…?
席は自由ですが、5人1組になるよう椅子が並べられていました。
受講者の年齢層は、40代後半〜60代後半くらいまでの方が多く見受けられ、30代前後の方も中にはいらっしゃいました。
講座は90分のオール座学。
20ページ弱の冊子で認知症について学びます。
認知症サポーターとは?というところから、認知症の原因・症状、認知症の方や周囲の気持ち・接し方、予防策、支えるためのサービスにはどういったものがあるのか、など。
途中で、認知症の方と暮らす家族動画を視聴し、視聴後に家族の対応や思いをグループで話し合い、代表者が発表する場も設けられていました。
余談ですが、この動画が会場内で結構ウケてて場が和みました。
講座を終えて
上述のグループワークでの発表時、中には正直ベースで支える側の家族の気持ちを発表する方もいらっしゃって(関西特有でしょうか笑)。
でもそういう気持ちって「仕方ない」で済まされるものでもないと思うので、オレンジカフェなどの機会は大切なのかなと。
何にでも言えることですが、何も知らないままで漠然とした不安を抱えているより、少しでも知ることで前に進んだり、心に余白を生んだりできます。
まさに、自分の受講前と受講後の気持ちの変化でもあります。
今回認知症について学んだことで、もし困っている方が目の前にいたら、積極的に関わっていけたらいいなと思いました。
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