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天文部応援中!2021の参加校

こんにちは💫「ビクセン 天文部応援中!」です🔭

本日は、今年度「天文部応援中!」プログラムに参加することになった3校を紹介します。
(参加校は、応募があった学校の中から、応募フォームに書いていただく”意気込み”で決定します。)

今年度参加することになった3校はこちら!

・静岡県立清水東高等学校 自然科学部地学班
・久留米大学附設高等学校 天文部
・広島県立佐伯高等学校 学校魅力化推進部

1校ずつ簡単に紹介していきますね。

清水東高校 自然科学部地学班

静岡県にある清水東高校、通称「清高(きよこう)」は創立98年、地学班もその歴史は古いとのこと。部室もなかなか趣があります。校舎には、かつては天文台もあったそうです。
今の2年生の入学時には、地学班は“帰宅部”としての印象が広まっていました。そんな状況に「逆にやりたい活動を自由にできるのでは」と思った現部長:N田君は地学班に入部するものの、昨年できたのは簡単な観測会と個人観測のみ。部活を再興しようと奮闘するN田君は、最後の頼みの綱だと思って「天文部応援中!」に応募しました。N田君率いる地学班は、観望会の実施とそれまでの道のりを通して部活を盛り上げることができるのか!?

久留米大学附設高校 天文部

天文部は、学祭でプラネタリウムを行った形跡があったり天体望遠鏡が改造されていたりと過去には活発だったこともある様子ですが、現在の生徒たちにノウハウは受け継がれておらず、部室で時間を潰すような毎日とのこと。部長のK本君が最高学年になってからはモデルロケット大会への参加やスーパームーンの皆既月食観測の企画など頑張りますが、所有する天体望遠鏡は使い方もわからず活用できていない状況でした。「後輩に残せるものを創り、多くの人に天文の楽しさを知ってもらいたい」。ビクセンのアドバイスによって、未来に受け継げるノウハウを習得できるでしょうか。

佐伯高校 学校魅力化推進部

広島県の中山間地域にある佐伯高校は、生徒数76人です。少子高齢化によって学校の生徒数も町の人口も減少している傾向にあります。そのような現状を打破しようと、学校魅力化推進部では学校や地域の魅力を発信する活動を行っています。活動の中で挙げられた中山間地域の魅力が、夜空を手軽に楽しむことができるということ。部長のS田君は、その魅力を多くの人に知ってもらいたいと考えました。
学校魅力化推進部は天文部ではなく、天文に興味があるのはS田君ひとり。他の生徒は、絵が得意だったり音楽が好きだったりみんな個性的です。「今年は部員のみんなで同じ目標に向かって活動をしたい」と考え、天文部応援中!に応募して観望会の開催を目指すことにしました。部員たちは団結して観望会を行えるのか、地域の魅力としての夜空を多くの人に知ってもらうことができるのか、楽しみです。

天文部の課題になることも多い「活動目標がなくだらけてしまう」「帰宅部になってしまう」を、「天文部応援中!」への参加で解決しましょう!学校・地域の魅力を伝えるために“地元の星空”を活用することにした佐伯高校も興味深いですね。3校の今後に乞うご期待です。

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