スタジオジブリ作品「崖の上のポニョ」の紹介
こんにちは。おひさしぶりです。まっくろくろすけです。
今回は、私の好きなものである 『スタジオジブリ作品 崖の上のポニョ』について、概要やあらすじなどを紹介します。
1.作品概要
崖の上のポニョ(2008) Ponyo on the Cliff by the Sea
『崖の上のポニョ』は2008年7月19日に公開され、『ハウルの動く城』(2004年)以降、4年ぶりに制作された長編アニメーション作品です。
藤岡藤巻と大橋のぞみが担当した主題歌が話題になったことも影響し、興行収入は155億円の大ヒットを記録しました。
2.あらすじ
主人公の魚の女の子・ポニョは、父のフジモトが仕切る狭い世界の生活にうんざりし、ある日こっそり家出をします。
家出先で出会ったのは、海辺の街にある崖の上に建っている一軒家で母のリサ、父の耕一とともに暮らしている5歳の男の子、宗介でした。
しかし、フジモトは人間と関わり、友情を深めていくポニョを執拗に止めようとします。
フジモトの狙いとは?宗介とポニョはどんな結末を迎えるのか?
アンデルセン童話の「人魚姫」をモチーフにした、愛と冒険を描いたストーリーです。
3.主な登場人物
ポニョ(声優:奈良柚莉愛)
本名はブリュンヒルデ。さかなの女の子。母親はグランマンマーレで、父親はもとフジモトである。場面に応じて魚(作品静止画16/50)、半魚人(作品静止画21/50)、人間の3種類に姿を変える。
作品の序盤で家出したものの、瓶の中にはまって動けなくなり困っていた所を宗介に助けられ、彼から「ポニョ」と名付けてもらう。その事をきっかけに宗介に好意を抱き、「自分も人間になりたい」と思うようになる。
宗介(声優:土井洋輝)
5歳の男の子。保育園「ひまわり園」に通っている。
好奇心旺盛でまっすぐな性格をしている。モールス信号を使って父親とコミュニケーションをとるなど、賢い一面もある。
リサ(声優:山口智子)
宗介の母親。デイケアサービスセンター「ひまわりの家」で働いている。仕事に対して責任感が強い。
耕一(声優:長嶋一茂)
宗介の父親。貨物船・小金井丸の船長をしている。家を留守にしていることが多いが、宗介を「自慢の息子」と言うなど家族を大切にしている。
グランマンマーレ(声優:天海祐希)
ポニョの母親であり、海の女神。身体の大きさを自由自在に変えることができ、身体は神々しく輝いている。他にも作品では神と呼ぶにふさわしい場面が登場する。
フジモト(声優:所ジョージ)
ポニョ(ブリュンヒルデ)の父親であり、海の女神・グランマンマーレ(声優:天海祐希)の夫。
元々は人間だったが、人間不信から自ら人間を捨て海の住人となった。
ポニョの持つ魔力の大きさを恐れており、最悪な事態を避けるために力を封印しようとしている。そのため、ポニョからは「悪い魔法使い」と言われ、嫌われている。
デイケアサービスセンター「ひまわりの家」に通うおばあさん達
トキ(声優:吉行和子)
左から2人目の人物。
5歳の宗介に対しても少し意地悪な口調で話すが、根はいい人。
ポニョを見て「人面魚」と気味を悪くする。
ヨシエ(声優:奈良岡朋子)
一番右の人物。宗介を孫のように可愛がっており、とても優しい。
ポニョの妹達(声優:矢野顕子)
ポニョよりも体が小さい。ポニョと見た目が似ている。姉のポニョを慕っている。
感想&印象に残った場面
鑑賞するのは幼稚園の時以来だったので、内容がうろ覚えで、初めて見る場面も多かったです。
なので、純粋な気持ちで楽しんで鑑賞しました。
私が印象に残った場面は、ポニョが魚から人間になって宗介のもとに向かうシーンです。
父親のフジモトに捕まってしまったポニョはもう一度宗介に会いに行くために、自分の魔力と「生命の水」を使って魚から半魚人、人間に変身しますがフジモトによって、再び半魚人に戻ってしまいます。ですが、再び人間になって宗介の元に駆け寄ります。
この場面は作品の中で一番盛り上がります。
変身する時に妹たちも魔法により巨大な魚に変身し、人間になったポニョがその上を駆けているという、一見するとファンタジーのある場面です。
しかし、他の人間からは巨大な魚ではなく津波に見えているので、災害の恐ろしさを感じる場面でもあります。
また、私が幼稚園の時に一番印象に残っていたのが半魚人になったポニョが宗介に駆け寄る場面です。当時は走り方も見た目もとても鳥にそっくりで怖いという印象しかなかったのですが、今見てみると半魚人から人間になる時に少しだけ腕の速さやスピードも変化しているのがわかり、制作技術の凄さが感じられました。
最後に
いかがでしたでしょうか?この記事をきっかけに作品に興味をもって頂けたら嬉しいです。