
冬のお風呂時間
大寒を迎え寒さが一段と堪える季節となり、風呂好きなわたしはその時間がより一層、癒しの時間となっています。
ぬるめにのんびり浸かるのがいいとされていますが、なにぶん古いお風呂なので入った時に「くー!」となるくらいの熱めの温度がちょうど良いわが家。
浸かった時にきゅっと身体を縮ませ、その熱さに慣れた頃にふぅーと力を抜くその瞬間が好きなのです。
家のなんてことないお風呂でも「あーいい湯だなーー」と心底思う瞬間。
乾燥に悩まされていているから、熱いお湯はよくないけどな!と思いながら、やっぱりサイコーと浸かっています。
そんな乾燥肌は息子にも脈々と受け継がれ、冬になると足のすねが粉を吹いたようになるのです。
母は化粧水などをつけるのですが、息子はあまり気にならないようで何もつけないから、粉ふきすねのまま。
何もつけない息子のためにここ数年は入浴剤も色々と試しています。
中性重炭酸ものや、温泉系、薬用系やら塩ものなどなど。
冬の間、毎日使うものなのでコスト的にも優しいものがよいなと思っているのですが、これがなかなか見つけられず。
そんな中、去年から試しているのが焼酎です。
スーパーにも売っている芋焼酎。
これが何気によい使い心地。
焼酎の中でも芋がいいと聞き近所で簡単に手に入る「黒霧島」を入れています。
大さじ2杯ほどを沸かしたお湯にいれるのですが、湯気と共に麹のよい匂いふわりと広がり、その湯気に包まれるだけで気持ちがゆったりするのです。
身体も芯から温まり、すっと眠りにつけるようになりました。(眠りにつくのはもともと早いのですがさらに。。。)
1番の目的だった乾燥はと言うと激的な改善はありませんでしたが、今までみたいに粉を吹くと言うことはなくなりました。
そしてなんといっても他の入浴剤よりもコストパフォーマンスが良いところも続けることができる理由です。
そうそう実はわたし焼酎が飲めないのです。
お酒を飲んでいた時期にも焼酎は飲んでいなかったのには理由があります。
焼酎を飲むと頭が痛くなったり二日酔いをすると言う傾向があったのです。
だけどもお風呂に入れるのは大丈夫。
浴槽に入れるとアルコールも飛ぶのか、まろやかな麹の匂いが立ってきて、とても心地の良い匂いなのです。
飲めるようになったら「黒霧」も試してみたいと思うほど。
アルコール入りの化粧品もヒリヒリしたりと反応が出ていましたが、お風呂に入れる位であれば、わたしは大丈夫そうです。
肌に触れる感覚と共に、視覚的にもしていることがあります。
風呂場の照明を消すと言うことです。
といっても脱衣所はつけておきます。暗くないの?と思われますが慣れているお風呂であれば問題ないと言う明るさになります。
ほの明るさがさらに気持ちをゆったりさせてくれ、露天風呂にいるような気持ちになるのです。
一番寒い季節はお風呂時間が楽しい時期でもありますので、ぜひ満喫してくださいね。