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パワハラにやり返さず尊厳を取り戻す
【結論】
職員提案制度を活用し、自ら培った知識と経験を基に、トップリーダーが掲げる理念に沿った新しい企画を、組織や地域、そして職員にとって利益となる形でトップリーダーに提出します。
1.はじめに
私が所属している組織では、繰り返されるパワーハラスメントと不合理な異動があり、そのために弁護士と相談を重ねてきました。
今回は、弁護士と共に進める予定だった組織改善のアクションではなく、「やり返さない」という肯定的な挑戦を実践しているため、それを記事にすることに決めました。
この記事は事実に基づいていますが、実際の出来事とは異なるフィクションです。
2.新たな挑戦!やり返さずに前に進む方法を選んでみた話
私が最近取り組んでいる「やり返さない肯定的戦略」について、もう少し深くお話ししようと思います。
実は、パワハラや理不尽な異動に直面していた私が、どうしてこの方法を選んだのか、その背景をお伝えします。
まず、なぜ「やり返さない」選択をしたのか?
パワハラを受けたとき、最初は怒りや悔しさが込み上げてきました。
相手と戦うことで自分を守ろうという気持ちももちろんありました。
でも、同時に、「感情的にやり返しても何も解決しないかもしれない」と冷静に考える自分もいたのです。
それどころか、状況を悪化させる可能性があるという不安もありました。
そこで思いついたのが、職場の「職員提案制度」でした。
この制度は、地域に役立つアイデアを提案できる仕組みです。
自分の置かれた状況をただ訴えるのではなく、もっと前向きに「今自分ができること」を考えることが、自分自身にとっても組織にとっても最善の策だと感じました。
3.提案書提出の意義
提案書を出すことは、単に自己防衛の手段ではなく、もっと広い視点で物事を捉えることでした。
訴訟や交渉のように対立を生む方法ではなく、組織全体や住民にもポジティブな影響を与えられるかもしれないアプローチです。
具体的には、私が提案した内容は、住民同士がつながり地域の福祉にもつながるようなものでした。
提案が採用されるかどうかは結果待ちですが、この提案書を提出したこと自体が、私にとって大きな一歩でした。
この行動を通じて、私はただの「被害者」ではなく、組織と地域に貢献でき、積極的に環境を変えようとする「アクター」として立ち向かうことができました。
それに、提案書の作成中ウキウキとした気持ちになりました。
このようなポジティブな気持ちになるのは本当に久しぶりのことでした。
4.ソーシャルアクションとしての行動
この提案は、個人的な問題の解決策にとどまらず、もっと大きな目的に向かっていると感じています。
この提案書が住民や職員、組織全体が利益を享受できると信じています。
これは、社会を変えるための一歩、小さなソーシャルアクションだと思っています。
ソーシャルアクションとは、個々の行動が社会全体にポジティブな影響を与えるという考え方です。
5.行動することの大切さ
行動を起こすということは、リスクを伴うこともあります。それでも私は一歩を踏み出しました。
行動しなければ何も変わらないからです。
今回の経験を通じて、「自分の手で未来を切り開く」という感覚を強く実感しました。
もし、何か困難なことに直面している方がいたら、ぜひ自分なりの前向きなアクションを考えてみてほしいと思います。
どんな結果が待っているかは分かりませんが、少なくとも自分の行動に誇りを持つことができました。
私の場合、ここまで辿り着くのに2年半かかりました。
これは、私のターンでやり返さない「私からの正当な挑戦状」であり、奪われたものを取り戻す第一歩となりました。
また、この記事がパワハラに苦しむ方々に何らかの助けとなれば幸いです。
挑戦の続きは、記事として公開する予定です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
私が目指しているのは孤立のない共生社会の実現です。
私が経験してきたパワハラや虐めについての記事はこちらです。よろしければご覧ください。