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#22「私が選んだドラッカーの言葉たち✳︎1,000文字以内のコーヒーブレイク記事です。


P.F.ドラッカー(Peter F. Drucker、1909-2005)

20世紀から21世紀にかけて経済界に最も影響力のあった経営思想家。マネジメントの主な概念と手法を生み発展させた「マネジメントの父」として知られています。

『成果をもたらすもの』


「自らを成果をあげる存在にできるのは、自らだけである。他の人ではない。」1)

「したがってまず果たすべき責任は、自らのために最高のものを引き出すことである。人は、自らがもつものでしか仕事はできない。」2)

「しかも人に信頼され協力を得るには、自らが最高の成果をあげていくしかない。」3)


                     by P.F.ドラッカー 


「成果を出せるかどうかは、結局自分次第」ということです。


誰かに頼るのではなく、自分自身が自分の持っている力や才能を活かして、最大限の結果を出す責任がある、という意味です。



「人に信頼され、協力を得るためには、自分がしっかり成果を出すことが必要」と言っています。



つまり、周りの人と協力して何かを成し遂げたいなら、まずは自分が努力して、いい結果を出せる人になることが大切だということです。


要するに、「自分自身の能力を最大限に引き出して努力することが、周りの人の信頼を得るための第一歩」ということをドラッカーは述べています。


自分から積極的に行動して成果を出すことで、他の人との良い関係が築けるというメッセージです。

ドラッカーのこの考え方は、単に仕事の場面だけでなく、学校や部活動、さらには日常生活にも当てはまります。

例えば、勉強やスポーツでも、最終的に成果を出すためには、他の誰かが代わりに頑張るわけではなく、自分自身が努力しなければならないということです。

自分の持っている能力や時間を有効に使い、自分の力を信じて取り組むことが必要です。

また、信頼や協力は一方的に得られるものではなく、自分がまず結果を出して「この人は信頼できる」と思われることが重要です。

そのためには、日々の小さな積み重ねや挑戦を通じて、周りに自分の実力を示していくことが求められます。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
私が目指しているのは、孤立のない共生社会の実現です。

参考文献
1)2)3)P.F.ドラッカー著 上田惇生訳『ドラッカー名著集4非営利組織の経営』ダイヤモンド社、2024年、p.208、209

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