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「人間関係が変わる!誰でもできる『良いところ探し』の習慣」
1.不登校から学んだ「良いところ探し」
かつて私は不登校を経験しました。
人との関わりが怖く、自分に自信を持てずにいたのです。
学校では、一部の人がわざと聞こえるように悪口を話しているように感じ、そのことがエスカレートするのではないかと不安になりました。
その人たちが怖くなり、ますます自信を失い、学校へ行けなくなったのです。
しかし、ある時登校する決意をし、自分なりに工夫を始めました。
少しずつ「相手の良いところ」に目を向けることにしました。
その悪口を言っている人たちにも、一つ以上の良いところを見つけることができました。
この方法を続けるうちに、悪口を言われることがなくなり、人間関係も少しずつ良くなり、気持ちも前向きになっていきました。
2.「良いところを見つける」ことの効果
その後も人と向き合う際には、まずその人の「良いところ」を一つ以上見つけることを心がけました。
例えば、「髪の毛が綺麗だな」「落ち着いた雰囲気が素敵だな」とどのようなことでもかまいません。
さらにその人の行動や性格では、「優しく話を聞いてくれる」「明るくて元気をもらえる」といった良さも見つけるようにしました。
こうして相手のポジティブな側面に目を向けることで、自然と自分の視線や態度も柔らかくなり、相手も私を好意的に受け入れてくれるように感じました。
それは、自分の好きなところが見つかり、それが増えていくことにも繋がりました。そして、私が良いところを見つけた相手は、私を嫌ったり、排除したりすることがなくなりました。
3.自分への自信を取り戻す
「良いところ探し」を続けるうちに、周りの人との関係が少しずつ良くなり、結果的に自分にも自信が持てるようになりました。
人の良いところを見つけていくうちに、「人と繋がっている」という安心感を得られ、自分にも良いところがあるのではないかと思えるようになったのです。
この経験を通じて、私は「ストレングス視点」という考え方を知りました。
ストレングス視点は、その人が持っている強みに焦点を当て、互いにサポートし合いながら成長を目指す視点です。
当時はこの考え方を知らずに実践していましたが、今思うとこの視点が自分の経験にぴったりだと感じました。
他人の強みを見つけ受け入れることで、自らの強みを引き出すことに繋がりました。
4.「悪口デトックス」のすすめ
一方で、「あの人のここが嫌い」「どうしてあの人はああなんだろう」と相手の欠点にばかり目を向けていると、気づかないうちに疲れたり、自分自身が嫌になることがありました。
そんな時は、意識して「悪口デトックス」を心がけるようにしました。相手の悪い面ではなく、良いところに目を向けると、気持ちが軽くなり、心もスッキリしました。
自分のことが嫌いに思えるとき、実は他人の悪口を言っていることが多いのです。
5.具体的には
相手が発する言葉だけでなく、その人の声のトーン(聴覚情報)や表情、身だしなみなどの視覚的な印象(視覚情報)にも注目します。
例えば、相手の笑顔や優しい声に気づくと、その人の魅力をより感じやすくなります。
また、非言語的な要素にも意識を向けると、相手の良いところをより多く見つけることができ、ポジティブな印象を深めることができます。
[結論]人間関係が良くなると、自己信頼も深まる
相手の良いところを見つけることは、単に人間関係を良くするだけでなく、自分の心も安定させ、自信の回復や自己信頼も深める大切な方法でした。
人間関係で悩んでいる方にはぜひ、「良いところ探し」を始めてみてほしいと思います。
まずは簡単なところから、たとえば友人や家族、同僚の「優しい一言」や「笑顔」に気づいてみるだけでも効果があります。
誰もが良いところを持っており、それを見つけることができれば、より良い人間関係が築かれ、自分を認めて成長することにもつながっていくことと思います。
いつしか、私は人間関係でたくさん傷つき、他人の良いところを見つけることができなくなりました。
真っ先に他人の嫌なところに目が行くことになり、結果として自分の良いところを見つけるのも難しくなりました。自己否定が強くなりました。
でも、かつて成功したこの方法を使って、相手の良いところを見つけて受け入れると他人との良い関係だけではなく、自己肯定感を高めてくれることが大切だと気がつきました。
自分も相手も幸せになれる人生の方が良いものです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
私が目指しているのは孤立のない共生社会の実現です。