〜地域貢献に向けたボランティア活動のご紹介〜
社会福祉士としての活動
2024年3月に通信制大学を卒業し、4月に社会福祉士として登録をしました。今、いち市民として社会福祉士の視点を持ち、地域でボランティア活動に取り組んでいます。
もしよろしければ、私が投稿した自己紹介の記事をご覧いただけますと幸いです。
1.活動理念
「孤立のない共生社会の実現を目指し、支援される側、する側に限らず、すべての人がかけがえのない大切な地域のひとりであり、社会資源であるという考えを大切にしています。」
2.現在のボランティア活動内容
現在、地域に根ざしたボランティア活動を行っています。
活動の基本は「行って、見て、教えてもらう」という姿勢で、地域の方々から学び、共に貢献し合うことを大切にしています。
現在取り組んでいる活動は以下の通りです。
・こども食堂での活動
・居場所支援活動(登録予定)
・小規模多機能居宅介護事業所での活動
・その他NPO活動参加
まだまだ途中ですが、少しずつ活動の幅を広げていきたいと考えています。
3.在宅高齢者との交流から学んだこと
小規模多機能居宅介護施設で、在宅高齢者の方々と交流した際に感じたことをご紹介します。
元気の秘訣について尋ねたところ、ほぼ全員が「ここに来てみんなと会うこと」と答えてくれました。
家にいると何もしないでボーっとしてしまうけれど、ここに来れば、朝起きて支度をし、みんなと話ができる。
それが元気の源だと話してくれました。
また、90代の方の元気の秘訣は、「大食いをしない」「塩分や甘いものを摂り過ぎない」ことだと教えてくれました。
戦前から戦後にかけて、生まれ育った地域で小学一年生の頃から弟や妹を負ぶって田んぼや畑仕事をしたこと。
川で洗濯や米や野菜を洗っていたこと。
給食がない時代におにぎりを持って学校へ行っていたこと等、たくましく生きてこられたことを教わりました。
そして、92歳の女性はこれからの夢をこのように語ってくれました。
「お嫁さんにいきたい」
「畑仕事をしなくても良いお嬢さんになりたい」
人はいくつになっても希望を持ち、人との関係の中で自分の生きがいや役割を見つけることができると感じています。
また、人と人とのつながりがどれほど大切か、そして地域でのつながりが生きる力になることを改めて教えていただきました。
その話をしてくださった方々に、そして私がその地域の一員としてお話を伺い、共に時間を過ごさせていただけたことにも感謝しております。
今回、在宅高齢者の方々のお話を紹介しましたが、カテゴリーにとらわれず、できる限り多くの方々とこのような機会を持ち、学びを深めていきたいと考えています。
4.私のビジョン
「誰もが孤立することなく、自分らしく生きられる地域社会を目指して。」
私は、生まれ育った地域に貢献したいという強い思いを持っています。
今年、社会福祉士として活動を始め、地域の方々の声に耳を傾けながら、共に貢献し合える関係づくりを目指しています。
お一人おひとりの存在が大切であり、その方々が安心して暮らせる環境づくりに尽力していきたいと考えています。
5.今後の展望
現在の活動に加え、歯科衛生士としての専門的な知識を生かしながらも、社会福祉士の視点から地域で必要な活動を行うことを目指しています。
例えば、ネグレクトによるむし歯の重症化が見られる子どもたちへの対応において、単なる歯科保健の情報提供に留まらず、家庭や生活環境全体に配慮した支援が重要です。
医療と福祉の両面から地域社会全体を支えることでも、誰もが孤立することなく安心して暮らせる環境づくりに貢献したいと考えています。
現在、地域の皆さんの力強いエネルギーを受け取らせてもらい、私の原動力になっていることも、相互作用によるものだと実感しています。
私はひとりでは何もできません。
貢献し合える関係性とはこのことだと感じています。
改めて、私を受け入れてくださっている地域の方にお礼を申し上げるとともに、今後ともどうぞよろしくお願いします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
私が目指しているのは孤立のない共生社会の実現です。