女性性の否定:毒親エピソード②
はい、毒親あるあるですね。
まずは定番中の定番、
ブラ不買活動<母>
胸が膨らみ始めて痛みがある→買ってくれるわけない
全体が膨らんで体育の時揺れる、痛い、困る
→買ってくれるわけない
中学進学、身体測定
→やっと買ってくれた!ただしA65、きつい?ならA70、きつい?子供向けのA75はあんまりないから我慢しなさい。
母はAカップにこだわった。
母を下着売り場に連れて行った。
店員さんには弱い母、きちんと試着してサイズの合うものを買ってもらうことができた。
既にD65、Aカップが痛かったはずだ。
でも母は気に入らない。別の店で店員さんに鬱憤をぶつける。
「この子、下着なんて買わせるんですよー。サイズなんて測っちゃってもう。嫌ですよねー」
恥ずかしかった。でも念願の下着をゲット!
家でも母の不満は止まらない。洗濯物を畳みながら、私のブラを見てため息。
「見てほら、こんな(にカップが大きい)だよ。こんなにあるわけないよね?本当はあんたこんなに大きくないんだよ、わかってる?Aで十分なんだからね。前に買ってあげたやつもちゃんと使いなさいよ」
娘のムネのサイズは母が決めるらしい
ちゃんと目の前で着替えなさい<父>
身体の変化に伴って異性の親子間は線引きが必要だと思う。でも父は許さなかった。
旅行の準備は下着も父に提出する。この下着を持って行きます。これは生理用パンツです。
きちんと見せなければならない。一度隠したことがあった。「嫌らしい、隠して気持ち悪い、嫌らしい、ちゃんと見せなさい」
隠れて着替えるなど言語道断。
服を買ってもらった。着てくるね!と一度その場を離れようとした。
父、激昂。
「コソコソするな!誰もお前の身体なんか興味ないんだ!!私身体見られたくないの、女の子だから、とでも思ってんのか!?気持ち悪い!誰1人としてそんなもん興味ないんだよ!価値なんかないの!!ちゃんと目の前で着替えろ!!!!」
はいもうイカれてますね。そうだよ女の子だから男親に身体見られたくないんだよ、それの何が悪い??
もし夫が娘にこんなことしたら私間違いなく離婚するよ……
性的虐待との線引き
父個人の性的欲望を満たすためにこんな扱いを受けた、のではないと思う。
ただ、私という人間のプライバシーとか尊厳とか、そういうものは存在しないのだと私に知らしめたかっただけ。
でも。。彼の支配欲を満たすために私は下着とか、自分の体とか、羞恥とか、本来自分に属するもの全てが自分のものではないような、そんな感覚を抱かされた。
これって。親のやったことって。。
自分の身体を大切にすること…親が子供に教えなければいけないことだと思う。それが広い意味での性教育第一歩となるのかもしれない。
私は娘に、自分の身体も心も大切にできる女の子になってほしいな。