「世界の美味しい月」を味わいたい理由
告知の記事を書いてから二週間が経たちました。
そろそろ世界各地の月が顔を覗かせてくれています。いずれの作品も、グループ参加では勿体ないのではないかという秀作揃いです。
ここでまず改めて、グループ参加を企画した理由をお話します。
それはこの企画で、コンテストの結果に拘るのではなく、純粋に一緒に楽しむということを体感して欲しいと思ったからです。
企画に参加し、他の参加記事を読み、参加者と繋がって、参加することそのものの中から新しい何かを見つけて欲しいのです。
もし、運よく入賞した場合、グループ参加メンバーが多くなればなるほど賞金の配分率が悪くなります。自分がどれだけ良い作品で参加しても配分率は変わりません。
あえて、それを承知で書くことで、参加することを楽しんで欲しいのです。内輪で盛り上がる楽しさを忘れたくないのです。
コンテストは自分自身にとって何等かの目標であり、大きなコンテストほどその結果が今後を左右する登竜門となる可能性を持っています。
だからといって、自分が思ったように結果を簡単に出せるものではありません。
どのコンテストに応募しても結果に結びつかない。主催者側の求めるものと違ったからとか、下調べが足りなかったとか、文章構成が甘かったとか、所詮、自分には無理なんだろうとか、そういう理屈ばかり並べているうちに、書けなくなってきた方もいるのではないでしょうか。
コンテストでなくてもフォロワー数やPV数が伸びない、おすすめ記事にピックされないと気を揉んだ経験のある方も多いと思うのです。
私もそうでした。
繊細で解像度の高い文章や、文頭から読者を引き付けて離さない引力のある文章、何をしても何を書いてもとにかく面白い文章、自分には作れないものをテーブルの上に出されて、素直に美味しさが楽しめないことまで自分のせいにしてしまうんです。
何て勿体ない!
それは「他人にしか作れない美味しさ」に惑わされすぎて、「自分だけが作れる美味しさ」を軽視しているのだと、ある人が教えてくれました。
「私はあなたの書く文章だから読みたい」
この言葉が私を救ってくれました。
「あなたが作ったものだから食べたい」と言われた時、どうしますか?
相手のことを考えながら、さらに美味しく、食べやすく最後まで味わってもらえるように工夫を凝らします。文章を書くことはまさに誰かに料理を作って食べてもらうのと同じなのだと気づいたのです。
料理でなくても絵画であったり、写真であったり、日常の子育ての場面でも同じです。
完璧である必要はなく、「自分だけが作れる美味しさ」をまず自分自身が認めないといけないと思ったのです。
「世界の美味しい月」企画では、世界のそれぞれの国、土地、人々の中で「あなだだけが見つけた美味しい月」を探していただきたいのです。
勇気を持って、自分が美味しいと思う月を紹介してください。そして、他の方の美味しい月を素直に味わってください。
「世界の月を味わうお月見」
一緒にやってみませんか?
【緊急&嬉しいご報告】
とても有難いことに、月の女神様より、最後にワインで乾杯できるようにと参加者全員に月の雫(ワイン一杯)の贈り物をサポート金(9000円)という形でいただきました。
よって、女神様よりいただいたサポート金は、企画終了後、参加メンバー全員に配当させていただきます。
月の女神様はご本人のご意向により匿名とさせていただきますが、noteの世界に実在されます。
私ではありません。
月の女神様が見守る中、ワイングラスを片手に美味しいお月見をしましょう。
「世界の美味しい月」マガジン
参加noteが一覧できます。
「世界の美味しい月」モーメント
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