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自分でできた「不当解雇」会社との交渉

微妙な年齢の私が
突然の不当解雇にあいました。

しかも続けて2回‼

自分で会社と交渉して
弁護士さんにお金を払わなくても
合意退職に至った方法を備忘録
また誰かのために残します。

裁判や、弁護士さんにお願いすると
お金も労力も必要だけど
そこまでしなくても
自分でそこそこの決着結果が得られたので
困っている方がいましたら、ご参考までに。

コロナタイミングで
この2年の間に
せっかく正社員になったのに
2回も不当解雇になった私。。。
なかなか貴重な体験と情報なので
メモに残しまーす!

というテンションで書いてみましたが

実際2回も解雇されて
正直、うつにでもなりそうですが
発散してエネルギーに変えて
今日を生きていきたいと思います。

はっきり言って、
非常に困難極めていたそれまでの転職活動。
年齢とスキルからしても
ぜんぜんっ採用されなくて
やっとついた正社員の仕事なのに、
短期間のうちにこんな目に2回も会うなんて、
ハア⤴?
はぁ⤵
という気持ち。

40代、独身女性

これといって目立ったミスもしていないのに
なんでこんな目にあうの(怒りと涙と不安と途方にくれる)
確かに
発達障害グレーゾーンだが
グレーなだけに、
傾向はあるんだけれども
そう言い切ってしまえない部分があるので
必死に、一般枠で仕事をしてきていました。
あるあるの
転職回数多めですが
なんとかなんとか
働き続けてきているのですよ。
(そういう人迷惑って思っている人いるかもね、ゴメンだけどこっちも必死に生きていかなければならないのよー)

2回も解雇というと私にも問題あるんじゃないの??
と思われると思いますが、
ソコまで能力高くないけど
まあ一般的
どちらかというと控えめな感じで働いている
どこにでもいる感じの人種です。
思いあたるとすれば、今回担当した仕事が
苦手分野だけど需要があると見込んで挑戦した
新しい分野の仕事だったというのもあったのかなぁと。
いうのはありますが、

にしてもっ。

それまで派遣社員だったけど
まだまだ働き続けねばと思い
需要の広がりそうな〇〇業界。

やっと見つけた正社員の仕事。

正社員で採用されたのに
解雇なんて言われた日には
頭が真っ白に、、。

神様的にいうと
道が違ったのかもね
とか
なにかに気づかせるための出来事だよ
とか
言われそうですが
今回はソコ、おいておきます。

ということで

お伝えしたい交渉内容の
本題に入るまえに
交渉に至るまでの状況説明をしたいと思います。

1社目ーーーー

ちょうど、解雇宣告を受けた頃に
世の中ではコロナが発生し始めた時期で
実は
社内的にもコロナを理由にして
整理解雇が始まってきていた時期なのでした。
おかげで(というのも悪いのですが)
同じ境遇の同僚から
有益情報が得ることができ
今回の、交渉に決着つけることができました。

結局不当解雇にあったとき
会社に対してどうしたいか?

となったとき

1.そのまま働かせてもらえるようにする。

2.解雇にあたっての、保証金的な、金銭の要求の2つになるようです。(また、両方の場合もあるようですが。)

私として、この会社に対しては、

1.そのまま働かせてもらいたい
という気持ちが強かったんですけど

コロナタイミングでの
社内的な人員整理で、
比較的仕事のできる人も解雇対象になっていたから
仕事がそこそこな私が
どう交渉しても社内に残れる可能性は
ないなという状況になってきていました。

会社との交渉で
はじめは
お金??

お金よりも
就活にかけた労力とエネルギー返してというのと
これからので生活どうしよう
なんとか続けられるように交渉しなくっちゃと思って
お金じゃなくてとにかくこの理不尽な状況を訴えたい、

労基に駆け込んでどうにかこの会社の悪事にペナルティでも課して欲しいという気持ちでしたが
そうするにはそれなりの証拠揃えと、時間もかかるらしい。

となるとどういう方向に解決策を見い出せばよいのかわからなくなる。

話をしてきた上長と人事の長は
すごい圧で話しをしてくるから
こちらは、何も言えず
理由を聞いても
スキル不足といわれるだけ。。。

何回かの話し合いの中で
思わず、泣いてしまったことがあって
その時、そういえば
少し在籍日数を伸ばしてくれた。
(泣いたら向こうが焦って、少しこちらの意向に耳を傾ける様子があった。この経験をもとに、2社目のときも、泣いてみた→後述します)

とにかく

会社に言われるまま退職しなければいけないのか
といった状況になっていました。

何回かの
話し合いの間にも
どうしたらよいか
ネットで調べて情報収集や
様々な人にも相談しました。

相談したのは

何人かの同僚や先輩、人事の別の人
(退職勧奨をしてきたのは、部署の上長と、人事部長)

管轄や管轄外の
労働基準監督署

その労基の相談員の方に教えてもらった
ユニオン(という個人でも入れる労働組合で年間費を支払えば、サポートしてもらえるところ)の相談員に電話で相談。

しかし、その時期、ユニオンに入会してもらっても(ユニオンのサポートを受けるには年間費1万円くらい払うとサポートしてもらえる)コロナで、対面で合って話ができないし、会社に訴訟(裁判)になっても、対面できないから対応がだいぶ先になると思うから。と言われ
そこにも頼れず。。。

どの方も
相談にはのってくださるのだけど
具体的な交渉方法はわからないまま。

特になんとかしてもらえると思っていた労基は、
不法なことがおきてからでないと、
また、その証拠となる書類などないと、
動いてもらえずあまり頼りにならない印象でした。

そんな中たまたま
社内で整理解雇が始まっているのを知って
同じ解雇交渉をしている同僚から
実際的な情報を得ることができ
会社との交渉の方法を
教えてもらうことができたのです。

その同僚とは
朝礼のときにたまたまいつも隣になって
挨拶をする程度の、別の部署の子でした。
毎日顔をあわせて挨拶程度ですが
話しやすい感じの子で親近感をもてる子でした。
私の退社日が決まってしまって
たまたま階段ですれ違ったときに
こっそりと「今月で会社辞めさせられることになって、あと少しでお別れなの、いつも朝礼で顔合わせていたからお知らせしたくて、元気でね」
と言ったら
その子も
「えっ、私も解雇されることになって会社と話し合いをしているのよ。コロナを理由に辞めさせられる人、何人かいるみたいよ」と教えてくれて、びっくり!
ちょっとどういうこと??って。
今度、外でランチして話そうということになりました。
ランチに行って、教えてもらったことが
解雇される人は実は何人かいて
社内的に、年齢が高く比較的高い給料の社員を、
コロナを理由にして、辞めさせようとしているらしい。
ということでした。

その子は8年も在籍していたのですが、
「こんなことになるなんて会社といろいろ交渉していたけど
もう疲れちゃった。
適当なところで手を打とうと思って。
実は、弁護士さんに無料相談枠で何回か相談していて、会社との交渉での条件の方法を教えてもらったの。それを伝授するから」
やってみてと。

その内容とは
「解決金として何ヶ月分かの金額を請求するのもいいんだけど、もっといい方法があって、次の会社が決まるまで会社に在籍させてもらって、出社しないで就職活動させてもらうの。
お給料と、社会保険がついて就職活動するの。在籍しながら転職できたら活動も少しは有利でしょ。」と。
なるほどーそんなことができるのか!と。

「ありがとう!最終交渉の場でそれ言ってみる!知らなかったわ、交渉の仕方があるのか。
色んな人に相談したけどそんな内容、誰も教えてくれなかったよ。ほんと、ありがとう!!!!」
いやー
人とのつながりって大事。

弁護士さんなんて
恐れ多くて関わることなんて考えてもみなかったのですが
(無料枠で相談)そんなこともできるんだって、知りました。

早速次の日の話し合いで会社側にそれを話すと
「わかりました、一回社内で検討してお返事します。」
ということになりました。

その結果、会社からの返答は「3ヶ月の在籍で出社しなくてよい(就職活動期間として)と、退職金1ヶ月分支払う」というものでした。

ただし、解雇理由証明書は出さないというのとこの内容で「合意書」にサインとのことで、合意退職となりました。

それまで私に解雇を言ってきた、部署の上長と人事の長との話し合いでは、会社側は非常に威圧的な態度で、
不当解雇となった場合、従業員が会社に請求できることで
「解雇理由証明書」というのがあり
それなりの理由がないと解雇なできない、
という法律があるので
くださいと言ってみたものの、貰えず。。。(法律では、従業員に請求されたら発行しなければいけない書類となっています)

しかし、納得できない私は
退職にあたっての合意書みたいな書類に
会社は判を押させようとしてきましたが、最後まで判を押さずにいたのです。
私が書類に判を押さなかったので
話し合いは平行線で一向に決着がつけられなかったのですが、
そうこうしているうちに
社内的な整理解雇がはじまり、
その頃には別の部長が解雇人員の話し合いの担当になっていて、
話し合いができる人柄だったおかげで、
教えてもらった交渉内容を、話すことができたのです。

この、同僚に教えてもらわなかったら
会社からは何もなく
ただ辞めてくださいと言われていただけでした。
交渉によって、金銭で解決するだなんて
思ってもみなかったので本当にその同僚には感謝でした。
いい勉強になりました。

しかし、まさかの次の会社でも
また解雇されることになろうとは。。。
長くなったので
2社目の出来事は
もう1本書くことにします。

まとめ

不当解雇にあったら

1.とにかく理由を明らかにしてもらう
→会社はここあいまいな返答しかしない
(今回思ったのは、仕事できるできないよりも、結局感情的なものや(その人に気に入られてればそのようなことにはならない可能性大)、会社の一方的な都合による解雇で、客観的に見て正当な理由ではない)

なので

2.「解雇理由証明書」を請求する。
(これは、従業員から請求されたら必ず出さなければいけないものです。これをくれなかったら、労基に相談すれば、労基署の人が会社に干渉してくれるらしいです。1社目のときはわからず貰えなかったが、2社目のとき実際労基署に確認しました。)

3.話し合いは何回か重ね、続けられるようにするか、金銭で解決するように交渉に持っていってみる。

4.退職勧奨されたときから、もし裁判となったときのために証拠となる記録を綴っておく(日付や内容)、またはスマホなどで(隠して)録音しておく。

5.最後まで、書類に判は押さない。

以上が、注意する点かなと思います。(あくまで私が振り返って思うこと)

まさかの2社目につづく。


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