推定200万人の命を落とした航海士たちから学ぶ、栄養素の大切さ

大昔の大航海時代、推定２００万人の航海士達が命を落とした。

長い航海中に、皮膚や粘膜、歯茎から出血し、歯が抜け落ち、
古傷が開き、命絶えていく・・・
原因不明の世にも恐ろしい病気。

たくさんの仮説が 生まれては消え・・・
時にはビールやお酒が効果があるとか、ないとか、原因不明の病を解明できずに、その間にも、たくさんの人が命を落とす・・・

その後、時を経て、キャプテン・クック船長が、

初めて「死者を一人も出さずに航海」した。



そう。その病気の名前は・・・



「壊血病」

その特効薬は・・・

新しい薬ではなく・・・、
まさかの

「柑橘類！（オレンジ・レモン・ライム）」

世にも恐ろしい　その壊血病の原因は

ビタミンC欠乏だったんですねぇ。

当時は航海中に港に寄り、新鮮な食べ物を手に入れることが難しく、生のものを保存して航海することは難しかったそう。

まさか、たったビタミンCが不足するだけでこんなことになるとは・・・💦

判明して以来、航海中に柑橘類を摂るようにしたところ、それ以来一人も壊血病で命を落とした船員はいないらしい。

やっぱり、人間は食べ物を材料としている　歴史的証拠ですね。

驚くことに、現代でも、ビタミンC不足のお子さんがいらっしゃるそうです。

「こんなに飽食の時代に　本当？」って驚きましたが、

「子供自身の好き嫌い」「農薬の心配」「ママが野菜嫌い」「果物を剥くのが面倒」「生野菜や果物は殺菌されていないから怖い」などの理由で　お子さんに生野菜は避けさせているそう。

いや、我が子から、血が出る方がよっぽど怖くないですか？💧

航海士の皆さんが、命を張って残してくれた歴史。

ムダにしてはダメですね。

生野菜や果物は酵素もたっぷり。
どうしても生が気になるなら、
パプリカやレタス玉ねぎ人参など、冷蔵庫にある野菜を
スープにしても。
ビタミンCは水溶性。
お水に溶けるので、スープもお野菜も丸ごと
いただこう♪

ちなみに　世界中で超人気の　例の海賊の漫画。あるんですね。

船にちゃんと。

みかんの木。