管理職なら知っておこう、部下にとって給与より高い報酬
(元記事:https://hiroakitakamatsu.com/colmun/thankyouremploee)
もしあなたが、何らかの形で組織を管理職として管理している場合、社員や協力者が全員納得するような待遇をすることがとても難しいという局面に出くわしたことがあると思います。不思議なことに管理職になってみると、全ての人が給料を上げてほしい、ボーナス額を多くしてほしい、そう思っていると感じるようになってしまいます。
ところが、自分が部下の立場であった時、本当に自分が嬉しかったのは給与が増えたり、ボーナスがたくさんあった時だけだったでしょうか?自分が頑張って、良い仕事をした、結果を残したという満足感は、志がある人にとっては報酬の一部だったりします。では管理職として何ができるでしょうか。
職業として働いている人なら誰しも、自分の上役や会社の経営者・役員から「よくここまで来たね、ありがとう」とこの短い言葉を言われただけで、ウキウキしながら家に帰ったという経験があるはずです。自分が管理職の立場になった時、そうした言葉をかける努力はしていますか?特に、できないことを指摘するのは管理職としては簡単でしょう。しかし、できたこと、成し遂げたことに感謝する言葉を口にするというのは、思いのほか難しいにも関わらず、その声をかけられた部下には、給与以上の報酬に感じることが多いようです。
もしあなたが管理職の立場なら、少しでも出来たことを見つけて、そこに感謝の言葉を言う癖をつけてください。あなたの管理職としての信頼も上がるうえに、
お金のことばかり部下からプレッシャーを感じることは少なくなっていきます。
また、ありがとうという気持ちを込めて金曜日に自分のチームで一緒に食べられるお菓子やスナックを持っていくこともいいかもしれません。今の時代、夜に飲みにつれていって奮闘させるなどということが通じないのは明らかで、社員の人たちは「気配り」を求めていることを覚えておきましょう。
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