「JOKER ２」「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ 」を二夜連続で観てきた考察。

こんばんは！！！（今回の記事ではネタバレあります。まだの方は読まないでください）。

まずはじめに、わたしはホアキン版JOKERの大ファンであり、現地で聖地巡礼をしたほどです。

アウシュビッツで躓き、ポストが追いつかなくなって迷走してましたが、もうアメリカ！って書いちゃったので、#世界三周目 でやりたかったことベスト5に入る、映画『JOKER🤡』の聖地巡礼したよっ！！

期待を裏切らない治安悪めな雰囲気で、サイコーだった😆 pic.twitter.com/1Qwl07etMK

— 猫にピアス🌙 (@nzlove2013) July 15, 2024

続編となる今作品にも、この階段が出てきて、テンション上げー！！！
NYCのブロンクスエリアにあります。メトロの駅から徒歩5分程度です。

まず、昨日、ライター関係の仕事で観に行きました。もっと早く行きたかったけど！
評価は賛否両論ある中でも、大ファンにはめーっちゃ刺さり、「良い作品だ！」と思い、なんと今日も仕事後に自分で観に行きました。

わたしが思ったことを、殴り書きしていくので、文章破綻してすみません。
オタクの自己満足です。
ネタバレを多く含むので、まだの方は読まないでくださいね！

1.今作は、前作が引き起こした社会現象への、贖罪の意味も込めた作品である。

2.でもしっかり、「嫌味なやつが苦しむ描写もある」ところが、ジョーカーｗｗ

3.ホアキンの演じるアーサーに、感情移入が今回もやばい🥲

4.衝撃のラストの加害者が、ダークナイトでのジョーカー？？

5.冒頭のアニメーション、しっかり見ておくように。作品の根幹とも言えそう。

6.レディガガの歌がうまい♫

7.けっきょく、アーサーは優しい善人だったと思う🥲

8.ジョーカーとは、概念である。

9.字幕で「たぶん童貞」ってセリフの英語が聞き取れず、無念。

10.今回も、アーサーの空想と現実の境目を考えるのが楽しい。
前作のファンは必見だぞ。マジで。

それぞれ書いていきます。

1について。
前作で、社会現象化した「ダークヒーローへの賞賛」を、回収したんだろうなって内容だった。
「法治国家だし、フィクションでもこれはちょっとダメだったかもね💦」みたいな裏が透けて見えました。。😅

2について。
でもしっかり、裁判所の爆破によって、『1の時に銃殺されたタイプの、勝ち組であり、アーサーのような人を見下してる感が出てる奴』が苦しんでるシーンをわざわざピックアップしているｗ（他の人は倒れてるだけ）。
あれを見て、今までの態度から「ざまあ！」って思った観客はいると思う。助かるのかは不明。
わたしは気の毒だと思った。因果応報である。

3について。
彼は天才ですね、間違いなく。弱者を演じるのが上手すぎる。そして、当事者（アーサーみたいな生育環境やお金の面だけではなく、わたしみたいに貧困ではないけどその他の点での弱者にも）刺さる演技をする🥲
気持ちが痛いほどわかる。この世の絶望を知っている顔してる。ニクイぞこのやろう！！って感じ🥲
感情移入しかない。

4について。
初回から、「こいつやたらピックアップされてるな。表情もなんか、どっかで見たような……」
と思い、2回目は注目して見てたけど、独特な上目遣いが、ダークナイトのジョーカーに似てる気がした！もしや……？彼が次のジョーカー？
しかもラスト、アーサーを刺した後に、自分の口から頬にかけて、切ってる。
日本でいう口裂け女の形に。あれって、ダークナイトのジョーカーがそんな感じじゃなかったっけ？違ったらさーせん！

5について。
初っ端、アニメーションから始まったので、初回は「なんだ！？」と思ったけど、しっかり見ておいて正解でした。
2回目も改めて見たけど、今回のエピソードを集約してて悲しかった🥲

6について。
レディガガ、こういう感じの役が似合いますね。謎めいたビッチっていうか。
歌は、もちろん上手いので、ミュージカルシーンに映える。

7について。
今回は前作の「5名の殺害の罪」により、捕まったアーサーの裁判がメインでしたが、明るみになっていなかった母親殺しの件も、自白してた。
隠しきれなかった。
ママをなんだかんだでずっと愛していたんだと思った。
収容所で、自分を慕ってくれてた若者が、無慈悲に看守に殺された。
そこで、心が折れたんだと思う。翌日の裁判での発言は、昨夜のこの出来事がとどめだったと思う。
どんなにひどい目に遭わされても、優しいアーサー。
前回も今回も、同僚のゲイリー（小さい人）が言ってた。
「こんな僕に、優しくしてくれたのは君だけだった」
泣けた🥲

8について。
今回のラスト、おそらくアーサーは殺されてしまった。とても悲しかったけど、救いはもう、それしかない気がした。
アーサーは人々から必要とされていない。彼はジョーカーでなくちゃいけない。
でも、初代？ジョーカーは死んだ。
なので、これから続いていくジョーカーは、彼のような悲しみや怒りや憎しみを実像にした、概念なんだと思った。

9について。
法廷でこんな話になるのかー！！？と思ったけど、アーサーの空想癖の話から、「彼の母親からどんな話を聞いていた？」聞かれた、前回も出てた『空想上の恋人だった女性』が言った。
「女性との交際経験はなく、おそらく童貞……」
前半はうろ覚えだけど、「童貞」ってワードは間違いなく字幕に出ていて、「マジかい！口ではなんて言ってる？」2回目は真剣に聞いてたけど、わたしの英語力だと聞き取れなかった🥲

10について。
前回も、「どこまでが現実で、どこからが空想？」わからないのが面白かったけど、今回も、ヘッダー画像の『雨のシーンで看守たちのさす傘の色』が、変わってた。
初回だと、「なんや、こんな糞だめみたいな場所なのに、おしゃれな傘を使っとるな」思ったんですが、2回目を見たら本当はただの黒系の普通の傘だった。
てことは、あのカラフルな傘は、アーサーの空想の「ジョーカーカラー」だったんだなあ。。
他にも、色々あるので、ぜひ探してみてほしい。

もっと書きたいけど、キリがないのでこの辺で。

アーサーは、わたしの中では永遠にジョーカーです🤡
歴代一位は揺るぎないです。

ずっと生き続けるの。ずっと忘れないよ。。

読んでくれた方、ありがとうございます。
また、NYCに行きたくなっちゃったなあ。。