嗚呼、空想オリムピック
オリンピック、海外からの一般客受け入れ断念、のニュースが昨日流れた。
世界中からアスリートと観客がひとところに集まる祭典、という意義からすればただただ残念と思うが、そう決断するよりほか開催の方向はなかっただろうなとも思うから、イレギュラーだけどやむを得ないという気持ちだ。
組織委会長がこんな談話を発表した。
今の時代にふさわしい方法で、人々をつなぐことができるよう、具体的な仕掛けの検討も進める。
なになに?
最近バラエティ番組で見るみたいな、観客席に一つひとつモニター画面を置いて世界中の観客があたかもそこに座っているかのように映し出すとか?
たまたま近くの席になったリモートの外国人たちと、リアルタイムの自動翻訳を用いて自国語で交流できるSNSとか?
そんな仕掛けがあれば、十分に盛り上がりそう。
いや、国境を越えることに不安を感じるのはアスリートだって同じだ。
なら、もっと技術を進化させて、リモートでオリンピックしちゃう?
100m走の各レーンに一つひとつモニター画面を置いて世界中のアスリートがあたかもそこを走っているかのように映し出すとか。
そんなのありえない?
でも上述のバラエティも、数年前に客席にモニター画面が置かれることなど誰も想像しなかっただろうことを思えば、不可能ではないのでは。
技術の進歩を思えば、団体競技も、球技も、格闘技もそのうちリモートゲームが可能になるように思える。
嗚呼、空想オリムピック。
***
昨日、連続投稿400日のお祝いをいただいた。
先月365日の節目を迎えたばかりなのに、とそこから1か月余りで400日になるのは計算すれば当然のことだけど、正直うっかりすっかり忘れていた。
以前は投稿後半日くらいしか読まれている感じがなかったが、最近では24時間多くの方がお読みくださっていて、常に通知が舞い込んでいる。
なかには1年前の初投稿記事から順に遡って読んでコメントをつけてくださる方もおられたり、こちらがコメントをつけたらそれで終わりだった方が返事をくださるようになったり。
400日、自分のnoteを取り巻く環境が変わってきたことを実感する。
これもひとえに自分の駄文を読んでくださる読者の方がおられてこそ。
心からの感謝を申し上げ、今後も変わらぬ、いや今以上のおつきあいをいただけたら、それに勝る喜びはない。
さらに多くの方と交流できればいいな。
これまでためらっていた方も、思いきってコメントいただければとても嬉しい。
(2021/3/22記)