明石! 明石! 明石!
ぐるめぐるでもうすぐ明石へ行くかと思うと、ちょっとドキドキが募る。
なぜって? それは明石が僕の生まれ育った地だからだ。
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明石の魅力
🐙玉子焼
明石を代表するグルメはやっぱり玉子焼。
市外では一般に「明石焼き」と呼ばれているものだ。
市内に約70軒もの玉子焼の店がひしめくという。
明石に足を運んでこれを食べずに帰ることは許されない(はずだ)。
多くの店は家庭的な雰囲気。
ただ、そこで繰り広げられるのはみごとな箸さばき。
ピックで作る大阪のたこ焼きと違い、生地がホワホワに柔らかい玉子焼は菜箸でないと返せない。
これを熱々の(店によっては冷え冷えの)ダシにひたして食べる。
おぉ、口のなかでほどける、とろける…
🐟魚の棚
駅の南側には、明石の台所・魚の棚(うおんたな)商店街。
400年前に宮本武蔵が町割し、鮮魚や干物を売る店を集めた市場だ。
通りには明石随一の活気がみなぎる。
小学生の頃は、各店から脱走したタコが魚の棚ぢゅうを闊歩していた。
すぐ衛生問題を口にする今ならありえないだろう。
つくづくつまらない世になったものだ。
🏯明石城
駅の北側には、日本100名城の一つ・明石城。
1619年、江戸幕府が西国の外様大名から京・大坂を守るために築城。
天守台はあるが、天守閣は一度も築かれず、京・伏見城から移築されたこの櫓が天守代わりに使われた。
ここからの海の眺望はまたとない。
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食べてよし、歩いてよしの明石の魅力、伝わっただろうか。
そして、ぐるめぐる
その明石の魅力をたっぷり体感できるツアーをまもなく開催する。
6/21・22開催の〈ぐるめぐる神戸〉だ。
ふだんは神戸の食べ飲み街歩きツアーだけど、今回は隣町・明石へ!
明石出身の僕の、これでもかというほどの解説つき。
第0部|神戸駅貴賓室
冒頭の「神戸駅貴賓室STARBUCKS」は、今回のツアーを企画する途中で急に足したので「第0部」、希望者があれば開催する番外編だ。
東京から始まる東海道本線の終着駅・神戸。
その駅構内に残る、天皇のための貴賓室跡が今はSTARBUCKSとなっており、見学がてらのコーヒータイム!
これに参加する方は10:00にJR神戸駅集合。
第1部|明石+西神戸街歩き
第1部で明石をがっつり街歩き。
上で紹介した、玉子焼・魚の棚・明石城はマストで足を運ぶ。
ここから参加する方は11:00にJR明石駅集合。
明石だけでなく、隣接する西神戸にも足を運び、舞子で明石海峡大橋を見上げ、塩屋で急坂を登って、17:00に三宮に到着予定。
塩屋は僕が10歳で明石から引っ越した町だ。
今回のツアーは僕の足跡を辿る旅といってもいいかもしれない。
第2部|乾杯!
第2部は三宮で乾杯!
第0部、第1部から参加の方にとっては1日おつかれさまの会。
第2部から参加の方にとってはnote仲間との親睦を深める会。
ウェーイ!と杯をあけよう。
現在、7名の申込をいただいている。
いつもならほどよい人数として受付終了となるのだが、今回初めて日程を2日用意したため分散し、それぞれの人数はまだ余裕がある。
6/15まで申込受付を延長!
明石、食べたい!歩きたい!とその魅力に取り憑かれてしまった方、どうか今回の〈ぐるめぐる〉をお見逃しなく。
意を決してのお申込を心よりお待ちしている。
(2024/6/7記)