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いや、さもありなん

敬愛するつる・るるるさんが入選された。
日本自費出版文化賞エッセー部門。

おめでとうございます!

いや、さもありなん。


昨年12月に僕の主宰するメンバーシップで勉強会を開いた。
題して「noteの先に出版はありか」。
紙での出版についてあれこれ迫ってみる勉強会だった。

そこにゲストスピーカーとして登壇くださったのがつる・るるるさん。
一介のファンである僕の呼びかけに応じてくださったのだ。
すでに3冊(当時)も紙での出版をなしとげたつる・るるるさんに、自費出版のこと、文フリのことなどを語っていただこうと企画した勉強会。

会には13名もの聴講者が集まり、大盛況だった。
つる・るるるさんの経験談に聞き入り、おそらくメラメラと出版欲をたぎらせた人もいたに違いない。
先日へんいち文庫から詩集『蝶々の篆刻』を出したばかりの文子さんも、実はその勉強会に参加されていた一人だ。
熱は伝播し、継承されていく。

ご登壇後につる・るるるさんがまとめてくださった勉強会レポートを読めば、その真摯で一途な思いの一端に触れることができる。

そのつる・るるるさんが入選された。
こんなにめでたいことがあるだろうか。
勉強会講師としてつる・るるるさんに白羽の矢を立てた己の慧眼をほめてつかわしたい。

僕は将来インタビューに答えてこう言うのだ。

あのつる・るるるさんが昔は声かけたら気軽に勉強会に来てくれたんスよ、ノーギャラですよノーギャラ、信じられます? もう今や別世界の人ですもんね、いや別世界なんてもんじゃない、別次元ですよ、メタバースですよ、別次元てことは決して交わらないってことですよね、淋しくなっちまったなぁ、もう声かけてもどちらさま?って言われるかもねぇ、いえね、こうなることは分かってたんスよ、彼女の文章は表社会で十分に通用するってね、だから出版を志す人たちの前で話してもらったんスよ、そういう意味でいえば入選はまだまだ序の口でしてね、彼女がこう言う日も近いよね、入選がきっかけで商業出版にやってきました! 昔へんいちっていう人の企画した勉強会に出たのが私にとって�§縺■代ー〓縺繧�

え? 何? 肝心なところで混線した模様。
うーん聞き取れないや。

おめでとうございます!

いや、さもありなん。


(2024/9/7記)

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へんいち
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