noteの大切な友とリアルに会う機会が最近とみに多い
昨日、東京から戻った。
この数日間の東京出張で、「リアルでは初めまして」の挨拶をいったい何人と交わしただろう。
オンラインでしか面識のない仕事仲間、noterさん、キャリコン生徒さん…
今、指折り数えてみたら、その数なんと10人。
最終日の夜、いっしょに呑んだ百かさんもその1人だ。
百かさんとはもう数年にわたってnoteで交流があって…と書くつもりだったのに、呑み始めて早々、私note始めたの去年なんですよと機先を制された。
え、うそ…
この現象、よくある。
もう3年ほどのつきあいと思ったnoterさんが実はまだ半年だったり。
noteとは、かくも時間の流れを狂わせるほど濃密なつきあいということか、それだけ日常を垣間見てきたということか。
いつから百かさんのnoteを読み始めたのか、今となっては思い出せない。
でも百かさんの記事に「やっぱり祭です! 神輿です!」とコメントしたのはよく覚えている。
ふだん淡々と綴る百かさんが、幼少期からの自身を振り返って熱く語る記事で、僕にはもうそれが祭の神輿にしか見えなかったのだ。
祭好きという百かさんは、どうやらそのコメントをお気に召していただけた様子で、少しだけ親近感を覚えてもらえたように記憶している。
ぜひその記事をみなさんにもと思うが、百かさんはよほど過去の暴露が恥ずかしくなったのか、今見たら有料になっていて見えない。
僕が残した祭だ神輿だのコメントは見えるけど。
いやいや、300円払ってどこが祭で神輿なのかを確認いただくのが正解だ。
*
…というだけではなかなか呑みましょうとはならない。
なぜ呑みが実現したかというと、僕のホームページのリニューアルを百かさんに依頼して関係性ができたことが大きいだろう。
未完なのでサイトの告知は別の機会に譲りたいが、僕が個人事業用に開設した冴えないサイトを今、百かさんにちょちょいと修正してもらっている。
そう、百かさんはWebのスキルをお持ちなのだ。
僕もHTMLやCSSは分かるので(というかその先祖にあたるSGMLやPerlが専門だったが、時流に完全に乗り遅れた)、自分でサイトを構築した。
が、しっかり導線を考えたものに作り変えたい…と思うこと数秒、僕は迷わず百かさんにコンタクトを取った。
百かさんも迷わず…かどうかは分からないが、ほぼ即答でOKを返してくれ、僕はすっかり安心しきって百かさんにすべてを委ねている。
あまりに委ねすぎて、百かさんがプンスカしている可能性もあるけれど。
で、呑みが実現した。
*
仕事終わりに渋谷で待ち合わせ、百かさんオススメの居酒屋へ向かう。
前に来店してよかったからということだったが、それだけではあるまい。
以前僕のnoteを焼き魚に例えた百かさんに「では日本酒を飲みましょう」と言った僕への返礼だということを知っている。
ちなみに僕のnoteが焼き魚なのは、百かさんによると「毎日食べられる安心感ある味の中に、時折現れる苦味や小骨」が僕っぽいのだそうだ。
うまい地酒を次々試すかのように酌み交わす。
味わい深いアテが目白押しだが、百かさん太鼓判の極めつきは刺身用の肉厚プリプリのアジを生感残したまま揚げたアジフライ。
こ、これは…日本人でよかったと思わせるレベルのうまさだ。
焼酎によい思い出がなく呑めないという百かさんに〈赤兎馬〉を勧めたら、こんなにもおいしいものだったのかと目を輝かせてくれた。
お安いご用で。
話はnoteのことが中心だったが、気づいたら仕事や人生の話になっていたのは、僕がキャリコンとして有料ゾーンに誘おうとしているからか?
百かさんの生まれ育った土地、今住んでる土地の話をしているのに、気づいたらジャズや灘の酒の話になっていたのは、ぐるめぐるに迷い込ませようという僕の策略か?
日頃noteで主観を客観的に綴る冷静さも、サイトリニューアルの仕事で見せるマジメな一途さもどちらももちろん百かさんだけど、それに加えてリアル百かさんはとてもかわいらしい方だった。
ちなみにハンドルネームは「ももか」ではなく「ひゃっか」と読むねんで。
えー!という声が聞こえそうだが、僕も半年ほど前にえー!という声をあげた1人だ。
noteの大切な友とリアルに会う機会が最近とみに多い。
(2024/8/23記)