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もちろん読んでくださるみなさんのおかげ

昨日、連続投稿1177日目を迎えたとポップアップが出た。

中途半端だけど、なんとなくめでたい気のする$${\boxed{\bf{1177}}}$$という数字。
ずっと眺めていると、あれ? なんだろう、この既視感。

あーーっ! あれだーーっ! 時報と天気予報ーーっ!

スマホ世代の若者には何を言っているのか意味不明だろうし、ケータイ世代でもそうかもしれない。
昔、固定電話全盛の時代には、電話で時報や天気予報を聞くというサービスがあたりまえのように使われていたのだ。

時報
$${\boxed{\bf{117}}}$$をダイヤルすると、秒単位の正確な時報が聞ける。
時計の針を合わせるのに大活躍した。

天気予報
$${\boxed{\bf{177}}}$$をダイヤルすると、現在の天気および予報が聞ける。
おでかけまえにお役立ち。

今ではスマホを見れば、いつでも正確な時刻も天気予報が分かる。
しかし昔は、テレビやラジオで情報を仕入れるしかなかった。
NHKでは7時・正午・19時に秒針が表示されて正時を告げたから、そのタイミングで腕時計の秒を合わせた人も多いはず。
天気予報もニュースの後半まで待つよりほかない。

だから、いつでも思い立ったときに知ることのできる117の時報、177の天気予報は重宝された。
知りたいときに知れるという今ではあたりまえのサービスが、インターネットもなかった時代に提供されていたことは驚きに値する。

ちなみに、スマホでも117で時報が聞け、177で天気予報が聞ける。
なんでも画面で分かるスマホで、わざわざそんな必要もないけれど。

書きながら思いだしたが、明らかに110や119よりよく使う117と177を、なぜこれほどまでに似た番号にしたのだろう。
――腕時計を合わせようと秒針を0の位置にし、受話器を耳に当てる。
☎「ピンポンパンポーン、気象庁予報部発表の…」
――今日は傘いるかな?と思い、受話器を耳に当てる。
☎「午前6時49分ちょうどをお知らせします…ピッピッピッ、ポーン…」
あるあるだった。

そんな117と177が含まれた$${\boxed{\bf{1177}}}$$日目を昨日迎えたのだ。
これがめでたくないはずがない。
ここまで来られたのはもちろん読んでくださるみなさんのおかげだ。
本当にありがとうございます。

昨日の夜は焼きうどんが作りたくて麺を買ってきた。
口はすっかりソースに寄っていたが、冷蔵庫を開けると豚肉がない。
代わりにそこにあったのは鮭のアラ。
ならばと味噌を効かせて作った、ちゃんちゃん焼きうどん。

これは刻む前

これがすこぶるうまかった。
早く刻まずに食べられるようになりたい。

(2023/5/8記)

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へんいち
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