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あの爽快感はやめられない止まらない

僕はあまり運動が得意ではないが、二つだけできるスポーツがある。
一つは以前も書いた陸上・短距離で、もう一つはスキーだ。

そもそもインドア派の僕にとって、雪の山に興味などあるはずもない。
しかし、高校の修学旅行であっさり宗旨替え。
当時の修学旅行は信州スキーが多く、僕の高校は栂池へ行ったのだが、そこでスキーに目覚めてしまったのだ。
上から下まで滑り降りたときのあの爽快感は、やめられない止まらない。

修学旅行のスキー、ドキドキの失態はこちらの記事。

卒業旅行に栂池を再訪し、大学ではテニス&スキーのサークルに所属して、1シーズンに何度も野沢、八方などへ繰り出した。

当時お気に入りだったマイブーツを描いたのが、以前紹介したこの絵だ。

NORDICA SYNTECH AIR F8

大学3回生頃からは、彼女(=かみさん)と北海道に行くようになった。
舞鶴からフェリーで2晩かけて小樽に上陸する貧乏旅行。

北海道の雪を一度経験してしまうと、もう信州には戻れなくなる。
実際、北海道で初めて滑って以降、信州には一度も行っていない。
素人が何をエラそうにと思われるかもしれないが、自分が一流と見紛うほどの滑りが楽しめるパウダースノーは、素人こそ実感するのだ。
さすが亜寒帯。

広大なニセコか長大なルスツで、朝から晩までひたすら滑った。

微妙なフォーム(ニセコ・1994)

スキー場の食事はやたら高くて、そして大混雑だから、たいてい持ち込んだパンをゲレンデで食べた。
板を雪に差して立て、ストックを渡せば立派なイスになる。

ゲレンデでパン(ニセコ・1994)

冷たいレトルトカレーに冷たい食パンを浸して食べたりもしたが、アルバムには「ククレカレーフォンデュ」と書いている。
ものは言いようだ。

羊蹄山(蝦夷富士)の雄姿はニセコからもルスツからも拝める。
僕はこの美しい山を眺めながら滑るのが好きだ。

山頂から望む羊蹄山(ルスツ・1994)

子供たちが生まれてからは、もちろんいっしょに北の大地を踏んだ。
ちょっとした斜面ならすぐ滑れるようになるからすごい。

長男8歳、長女6歳、二男2歳(札幌国際・2009)
こけなくなると、ジーンズのままでOK(テイネ・2013)
札幌を望む長男12歳(テイネ・2013)

ここしばらくスキーに行ってない。
もうこのガタのきた身体ではキツいかもしれないな。
でもあの爽快感を思い出したら、いてもたってもいられなくなってきた。

スキーがかなりスキーっ。

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(2023/1/20記)

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へんいち
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