人を通じて循環する温もり
人の温もりってなんだろう。
自分は一人で何でもできる、自分には大きなことができると思うこと、それ自体は壮大な勘違いだが、でもそう思えるときは心が強いとき。
ある意味健全だから、そんなとき人の温もりはさほど必要としない。
逆に心が弱っているときに感じる温もりはとてつもなく温かい。
優しい温もりに癒され、そしてゆっくりと、静かに立ち直る。
心が不健全なときにこそ大きな意味を持つ、人の温もり。
日常を生きていると、強い自分と弱い自分が交互に押し寄せる。
それはもちろん逃れようもないが、決して厭うべきものでもない。
その繰り返しはすなわち、人から温もりをもらい、そしてまた別の人に温もりを分けてあげることなのだから。
人って温もりあるからこそ、そしてその温もりは人を通じて循環するからこそステキだと、最近心の底からそう感じる。
(2015/11/27記)
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