文具を通してきっと神戸まで好きになってしまうはずだ
神戸に〈ナガサワ文具センター〉という老舗の文具店がある。
明治15年の創業時は〈長澤紙店〉といったらしい。
文具の老舗といえば銀座〈伊東屋〉。
だが〈ナガサワ〉のほうが20年ほど歴史は古い。
ちなみに「文具」と「文房具」の違いをご存じだろうか。
ナガサワの屋号に入る「文具」は、何でも揃うの意なのだ。
文具店は、小学生でも立ち寄る身近な存在。
だが今やスーパーやコンビニ、書店などの異業種にも文具が置かれるようになり、文具店の存在感は低下した。
オフィスの御用聞きという役