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6/21(月)オケスタレッスン

 6月ですが、既に真夏の日差しとなっております。あと今日はレッスン後に常磐線の人身事故で遅延がありましたが、帰りの電車が座れてレッスンテープが聞けたので良しとします。
 本日は、引き続きピッチカート郡の楽曲。
 メンデルスゾーンとベートーヴェン、シューマンのno.2、mov3のスケルツォです。


・概要

・ベートーヴェン no.3
 フレージングとビートが感じられないので、音楽を弾いているという感じではない。インナークレッシェンドなど、しっかり意識をする。
 フレージングを感じていないので、身体も硬直しちゃう。
 腕を動かしすぎ。同じspotに当たるように。★同じ場所で弾かないと、同じストロークにならない。
 この時に、弓を弦に叩きすぎない。動きの方向は↑ではなく→。僅かのブラッシング。
 シードシラソの形。2個目のシを抜かしてしまっている。スキップしない。歌える速さなので、弾いている時に心のなかで歌いながら弾く

『手の形(弓)について』
 手首を上げすぎると、指先がコントロール不可になってしまう。(弓も回ってしまう)スピッカートを弾く上で、完璧に弓と腕が一体化していないとダメなので、このコントロール不可を直す。
 第二関節を上げて、手の甲をフラットにする。目安は『手の甲に鉛筆が乗るぐらい』
 上腕は上げて、動かないように固定してしまう。
 肘は、手の甲と同じ高さ。


・メンデルスゾーンmidnight summer スケルツォ
 beginning.
 21〜23のシンコペーションの長さが違うので、8分音符でメトロノーム練習。間はキチンとタイノートでわかれている。3個目と次のメロディの間には、breakを入れる。
 1小節目と3小節目のトップには長めの音でvib.これをしても、他のリズムが崩れないようにする。
 ★飛ばそうとすると、上腕が動き始めるので止めること。上腕が動いたら飛ばなくなります。
 この曲はバレエの曲だと思うこと。リズムが崩れるとバレリーナは転びます。そのくらい、カチッと弾かないとダメ。
 ★色々言われても、音楽は頭の中に!頭の中にある音楽が弱すぎるから弾けなくなってしまう。寝ても覚めても、出来るようにする。

・シューマンno.2 スケルツォ
 ポジション移動の時に身体が硬直してしまう→移動地点をまだ体が覚えていない。
 ヴァイオリンをcomfortable(快適)に持てているか。移動の時にまだ慣れていない楽曲なので揺れてしまうが、★左手が強く抑えすぎている。静かにシフトする。
 ↑を踏まえて、4つずつ、3つずつ、2つずつ、ノーマルで練習する。
 この時に、大事なのはtempoを変えないこと。また移弦時にon timeで音がしっかり出ること。
 身体と音楽を一体化させる。ゆっくり練習して完成させること。


・反省点

 ピッチカートで飛ばそうと思ってしまうと弓を使いすぎてしまうので、快適な手の形で意識しなくても弓が飛ぶ感覚を身につけること。
 また、メンデルスゾーンも飛ばさなくてはいけない(音色があってても弾いてはいけない)のを気をつける。シューマンは気合を入れて、確実に練習すること。

 

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