スイスワインの夕べ (スイスでワイン造ってるの? #5)
東京都港区三田にあるバー「Ovens」でスイスワインの試飲会を開催しました。
今回参加いただいたのはワイン好きの方ばかり、日本初上陸のスイスワインに皆さん興味津々でした。
メインディッシュはもちろん「スイスワイン」、おつまみとしてスイスのチーズやオリーブなど、そして私が最近ハマっているこだわりオーガニックのグラノーラ2種をご用意。
バーゼルラント州のワイナリー「ヤウスリン」とティチーノ州のワイナリー「セッテマッジオ」からベストスイスワイン賞を受賞した赤ワインを2種類、ロゼ、グートエーデル(シャスラの白ワイン)、黒ぶどう種メルロから造られた珍しい白ワインの5種類をご用意いたしました。
普段は美味しくワインを飲む側の私ですが、この日ばかりはバーカウンターの反対側でホストに徹し、それぞれのワインの特徴を紹介しながら進めてまいりました。
参加者の方の中には、毎年フランスまでワイン旅に出かけるワインエキスパートの方もおられ、スイスワインをどのように受けとめてくださるのか半分ワクワク半分ドキドキでしたが、ひと味違うスイスワインならではの醍醐味を感じていただけたようで何より。
私自身が感じている香りや味わいとはまた少し違ったニュアンスを感じられる方もおられ、ワインの奥深さを改めて感じた夜でもありました。
僭越ながらオーダーシートをこっそり忍ばせておりましたところ、予想外にもたくさんのご注文をいただき「感謝感激雨あられ~」という昭和の古い表現ピッタリの状況に(笑)
どのボトルにも特徴があるため、どのお料理やどんな場面に合わせよう?とイメージすると、1本にはなかなか絞れないとのこと、有り難い限りです。
人によって味覚に違いがあるのと同様、もちろんワインにもその人それぞれの好みがあります。口に含んだ瞬間にふわりと浮かんだイメージや感覚を大切に選んでいただくのがイチバンですね。