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餃子(スイスワインとマリアージュ#3)

またまたワインに合うのかどうかわからないお料理を選んでしまいました〜
果たしてスイスワインとマリアージュ3連勝なるか!

餃子

港町として栄えた神戸には古くから華僑の方が多く住まれ、中華街(神戸っ子は「南京町」と呼びます)にだけでなく、街のあちこちに中華料理の名店があるなど中華料理は身近な存在です。
その中でも餃子は専門店があったり、味噌ダレ*でいただくなど、神戸独自の餃子文化が根付いています。
(餃子と並んで「豚まん」**も神戸独自の文化があります)

ということで、今回は神戸東部に3店舗を構える持ち帰り餃子専門店「まな家」さんの餃子にスイスワインを合わせました。

*南京町の「元祖ぎょうざ苑」が味噌ダレ発祥の店と言われています。「餃子の王将」でも味噌ダレを出してくれるお店が神戸にはあります(!)

**豚まんにウスターソースをつけて食べるのが神戸風です。一度お試しください〜

ワイン

餃子に合わせるといえばスパークリングかロゼを思い浮かべる人が多いと思います。
そこにあえて白ワインを合わせてみました〜。

餃子とエルミタージュ (1)

合わせた白ワインはマルサンヌ品種で造られたヴァレー州の「ヴィニグマ・エルミタージュ」***です。
青リンゴのような香りにはちみつのようなニュアンスがあるヴァレーらしいふくよかな味わいのワインです。

***マルサンヌ品種はフランス・ローヌ地方エルミタージュで多く栽培されているためヴァレー州ではマルサンヌのことを「エルミタージュ」と呼んでいます。

ヴィニグマ・エルミタージュは5月頃入荷予定です。
しばしお待ちを〜

果たして結果は?

餃子のタレはポン酢ごまダレ味噌ダレの3種を用意しました。
「おいおい、神戸の餃子は味噌ダレちゃうの〜?」と言われそうですが、色々合わせてみるのもワインの楽しみ方の一つですよ〜!

餃子とエルミタージュ

ポン酢ベースのタレでいただくと、蜂蜜のニュアンスだったワインがキリッとしまり、男前ワインに〜!
なかなか幸先エエや〜ん!

ごまダレでいただくと、ワインがさら〜っとなって、良くも悪くもなりませんでした。
むむ、引き分けってところか。

味噌ダレに合わせると、「これは!」まろやか柔らか〜になり幸せ〜な気分に包まれます〜!
大勝利!餃子もワインも止まらなくなります〜!

いずれのタレもラー油をたらすとワインが薄っぺらくなってダメでした〜。麻婆豆腐に合ったロゼならいけるかもしれませんね!

「味噌ダレで餃子を食べてみたい」という方、「元祖ぎょうざ苑」さんやオリバーソースのネット通販でもお求めになれますよ!

Beyond the Glass
ワインを通じてスイス文化を日本のみなさまへ
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