WSET Level2:講義ノート②学習要項3・主要品種(白ブドウ)ー練習問題付き
この記事では、学習要項に従って、公式テキストの内容を勉強しやすいように再構築していくシリーズです。
WSETは、テキストの構成と試験の出題内容がズレているので、私はあえてテキストではなく、試験の出題内容に該当する「学習要項」に合わせて学習するのをオススメしています。
今回は第二回として、学習要項3の主要品種のうち白ブドウ4品種を取り扱います。
※黒ブドウはこちらです!
今回も、勉強のサポートになるオリジナルの表と、52問の練習問題を黒ブドウ分野について作ってみました。記事の最後に、52問の中から20問が出題されて、スマホやPCで回答できるCBTを付けましたので、是非ご活用ください!
「学習要項」って何?という方は、過去の記事で詳しく解説していますので、是非ご覧ください!または、WSET公式サイトのSpecification規定を読んでみてください。
今回の記事では、学習要項3の範囲になる主要品種のうち、下記の白ブドウ4種を取り扱います。ここはシャルドネが覚えることが多いので、シャルドネをしっかり覚えてしまいましょう!
白ブドウ
シャルドネ(10)
ソーヴィニョン・ブラン(11)
ピノ・グリージョ、ピノ・グリ(12)
リースリング(8)
シャルドネ
テキスト第10章(P46~P50)。白ワインでは最もポピュラーな品種。世界中で栽培されていて、すっきり系からまろやか系までスタイルも多様です。シャンパンにも使われています。ベースがニュートラルなので、作り手や気候によって味わいが変わる、変えることができるのが特徴といえます。
品種の特徴
気候:冷涼・温和・温暖
気候によってスタイルが変わる
冷涼
酸味:高い
ボディ:ライト~ミディアムボディ
風味:緑系果実(リンゴ、洋ナシ)、柑橘類(レモン)、濡れた石
温和
酸味:中程度~高い
ボディ:ミディアム~フルボディ
風味:レモン、有核果実(モモ)、トロピカルフルーツ(メロン)
温暖
酸味:中程度
ボディ:フルボディ
風味:有核果実(モモ)、トロピカルフルーツ(パイナップル、バナナ)
各気候の特徴を図にまとめるとこのようになります。
冷涼から温暖にかけての変化で理解すると分かりやすいのはないでしょうか。
ワイン醸造における手法
シャルドネはベースがニュートラルで様々な気候で栽培されるため、味わいを調整する様々な手法が用いられている。
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