見出し画像

WSET Level1はこんな講座でした!ワイン初心者にとてもオススメ

私がワインの勉強を始めた最初期に、ちょうどWSET Level1が募集していたこともあり、1日完結で国際的な資格が取れるなら、と思い、気軽な気持ちで申し込みました。

実際に受講してみたところ、とても充実した内容で、ワインの味わいを決める要素や、ワインの味が酸味を中心に構成されることなど、ワインを楽しむ上での基礎知識をしっかり習得できました。

特に良かったのは、ワインの酸味の元となる酒石酸の水溶液で、酸味を理解できたことです。これをきっかけに、酸味の強いワインも楽しめるようになりました。

WSET Level1のオススメポイントはこんな感じ。

  • 時間的拘束が少ない(1日完結)

  • 暗記よりも理論と実践

  • WSETホルダーになれバッジがもらえる

本格的なワイン資格で1日完結、というのはあまり無いので、最初に受講するものとしては敷居が低いと思います。

また、細かい暗記事項が無いのも良い点だと思います。細かい地理や数字を覚えても、日常でワインを楽しむのには役に立ちません・・・その代わり、ワインのテイスティング方法や料理とのペアリングの考え方を実際にワインや食材を交えて学習できるのは、とても良かったです。

また、エノテカの店員さんなんかが付けている女神がグラスを掲げているバッジと同じ物(色はオレンジ)をもらえるのでテンションが上がります!

合格すると、認定証とバッチがもらえる

アカデミー・デュ・ヴァンでも満席になりがちみたいなので、興味を持たれている方は思い切って申し込んでみてください!

この記事では、意外と情報が少ないWSET Level1の内容について解説します。


WSET Level1はどんな内容か?

講座と試験の内容は、WSET公式ページに掲載されているSpecification規定に細かく記載されています。

とはいえ、やや分かりにくいので、ここで解説したいと思います。

試験の形式

WSET Level1では、長めの講義(座学とテイスティング)があり、最後に試験があります。

試験は選択式の問題が30問でます。45分で70%以上、つまり21問以上の正解で合格です。
成績評価は、合格か不合格の2択となります。

学習要項

WSET Level1の試験は、学習要項に沿って出題されます。
Specification 規定によると・・・

学習要項1:ブドウ栽培とワイン醸造に関する主要な段階を理解する。
学習要項2:主要なブドウ品種から造られたワイン及びその他のワインの種類と特徴、スタイルを理解する。
学習要項3:ワインの品質管理と提供方法に関する原則と実際の手順を理解する。

Specification 規定 (Specification)(第1.2 版2022年)


この学習要項から何問の出題があるかも規定されています。

  • 学習要項1=6問

  • 学習要項2=18問

  • 学習要項3=6問

最も多いのは学習要項2ですね。これは、ワインのブドウ品種に関する問題です。

WSET Level1は難しい?

結論としては、そんなに難しくないです。

講義をしっかり聞いていれば、特に学習要項1と3は、大丈夫だと思います。

ただ、学習要項2については、初めての方の場合は事前知識があったほうが良いと思いました。

本記事の続きとして、学習要項2で対象となる品種や地域について、どのような事前知識が必要かをこちらの記事にまとめましたので、読んでみてください!

WSET Level1の学習コンテンツに関心がある方は、ぜひスキ!をお願いします!スキが多い資格から記事かしようと思っています。

いいなと思ったら応援しよう!

ワイン資格をコツコツ勉強するVINTAKE
ワインの試験攻略記事を書いていきます!試験や講座を体験しないと記事が書けないので、受講のご支援をお願いします!