後悔から抜け出した先へ〜被害者意識からの脱出〜
こんばんは。Vinoです。
はじめましての方へ。
人間は、なぜ後悔するのでしょうか?
過去のことを思い出して、あーすれば良かった、こうすれば良かったとクヨクヨ悔やみ落ち込みます。
一度クヨクヨのループにハマると、そこを反すうして更に負のループにハマっていってしまいます。
過去はもう今ここにはないのに。
でも、最近、過去のクヨクヨ引きずっていた失敗に違う視点が生まれました。
わたしは以前、トルコで詐欺に遭って高額な絨毯を買わされてしまいました。
当時、そこでは、これは凄く価値のあるだと言われ、かなりふっかけられた値段でした。
頭では、この絨毯はトルコでは価値があるものだから、自分は騙された訳ではないと信じたいと思ってきました。
でも、感情は、騙された、なんであんなことしてしまったのかと、ずっと悔やんでいました。
その悔やんだ波動が次に騙されたと思う機会を生み、また更に騙されたと思う出来事を招きました。
だけど、最近、トルコに関する小説を読んでいたら、偶然、先日テレビでトルコ絨毯の鑑定をしている番組を見たのです。
その人も日本で鑑定してもらったら、倍以上の金額をぼったくられていました。
鑑定士の方が言うには、とても品質の良い高級品だけど、日本では敷物扱いになるから、どうしても価値が下がると言っていました。
この言葉を聴いたとき、あっ自分は別に騙された訳ではなかったのだと、なんだか急に視点が変わったのです。
そうか、トルコでは価値がある物だけど、文化が違うから日本では価値がなくなってしまうだけで、まがい物を売りつけられたわけではなかったのだと。
なんだか長年の胸のつかえがスーッと取れたのです。
情報としては、文化が違うから価値も変わることは知っていましたが、どうしても騙されたっていう想いが拭えませんでした。
それが、ある瞬間、単なる情報から理解に変わったのです。
わたしは騙されたのではなく、不要なものを相手のビジネストークに乗せられて買ってしまっただけだと。そして、不要なものを買ってしまったのは、自分が何を求めているのか分からなくて流されてしまった。
自分の真のニーズが分からないと、余計なものを買ってしまいがちです。
ビジネスは、売ってナンボの世界でもあるので相手は、あの手この手で売りこんできます。
ズルイなって正直思います。
銀行の融資も、昔はお金が必要のない会社や人にお金を貸して、高い利鞘を取っていました。
融資をすることは事業拡大につながるので、お金を貸すことは悪ではないです。
ただ、きちんとした事業計画がないところに売り込んでしまえば、そのお金を持て余してしまい、事業が先行かなくなり返済に追われて、最終的に潰れてしまう可能性だってあります。
そういうのは自己責任なのでしょうか?
自己啓発系セミナーの件も、人の不安や弱みに漬け込んで不安商法を使って商品を売りつけてズルイなって思います。
いらないってハッキリ言わない方が悪いのでしょうか?
わたしは、途中で何かがおかしいと気づき抜け出すことが出来ましたが、いまだに抜け出せないで大金を吸い上げられている人たちもいます。
そして、買ってしまった高額な動画教材の山。
これも商品そのものが悪い訳ではないですが、わたしには不要ということに気づけませんでした。
サンクスコストの罠ですね。。。
最近読んでいる小説に、こんなようなことが書いてありました。
本を読んでいくら知識を蓄えたとしても、それは頭の中での情報でしかない。
本物の気づき、理解や知恵は与えられる時に与えられる。
もしかしたら勉強がきっかけで深い理解を得られるかもしれません。
でも、頭で知識を得ようと思って行なっている時には来ないような気がします。
取り止めのない文章になってしまいましたが、ふと書きたくなり筆を取りました。
誰かの心に何か響くと良いなぁと思います。
記事を一部有料化しました。
現実は小説より奇なりです。よろしければご購入ください。
2度あることは3度あるとは、まさにこのことです😱
今日も一日お疲れ様でした。
ゆっくりお休みください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!