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深い感情に気づく〜芸術と狂気〜
こんばんは。Vinoです。
はじめましての方へ。
最近、よくこの曲を聴いています。
TikTokで流行ったらしいのですが、聴いていて面白いなぁと思い聴き始めたら、これはクセになる曲調の音楽だなと思いました。
どこか儚げというかボカロ調の曲なのに歌詞が女性の愛憎と狂気を歌っていて、ミスマッチ感が面白かったです。
韻を踏んだ歌詞は聴いていて心地よさを覚え、他にも考えそうなアーティストいそうな気もしますが、このボーカルの声がホラー感ではなく、冷静さを歌に与えているような感じがしました。
どんな人間の中にも心の奥深くには狂気的な感情が眠っているのではないかと思います。
特に、恋愛等の感情を強く動かされる状況において何かの拍子に一線を超えてしまうのは、普段抑えられていた狂気的な部分がフッと水面上に顔を出してしまうのだと思います。
理性では抑えきれない情動が人間を動かすのは、大変興味深いです。
いきなり行動に移すのではなく、必ずその背景には幼い時の体験などが絡んで来るとは思いますが、果たして幼児期の体験だけでそうなるのでしょうか?
どう考えてもリスクしかない状況で、自分の感情を抑えられない心理って一体何なのでしょうね。
そのサジ加減によって、精神的な病気と診断される人もいれば天才と称される人がいます。
どちらも突き抜けてはいますが、人々に影響を与える方に傾くか、ただ闇落ちしていくかは、周りの人間関係に恵まれる運なのか、その人が生まれる前に培った徳なのか謎です。
ある意味、人間の理性がストッパーでもありセーフティネットにもなるのでしょうね。
芸術と狂気は本当に紙一重だなと思います。
タブーこそが芸術であり、タブーを昇華させることが芸術の役目なのかもしれません。
演劇などを観ることはカタルシスだと聴いたこともあります。
昔の作品はけっこう狂気と紙一重感があるもの存在するので、人間の本質を昔の人は現代人より知っていたのかもしれません。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!