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家庭で役に立つ、スパークリングワインの基本的抜き方と固い栓を抜く方法。

ゴールデンウィークやシルバーウィーク、クリスマスやお正月の連休に家族や大切な人とお家で過ごす時間ってかけがえのないものですよね。

そんな時にいつもと違った雰囲気を楽しみたいからシャンパーニュやスパークリングワイン、お子様にはシャンメリーで乾杯しよう!なんてこともあると思います。

そこで今日はシャンパーニュ(シャンパン)やスパークリングワインなどの栓の抜き方(抜栓)の基本と、固くて抜けない時のコツをお伝えしたいと思います。

シャンパーニュの開栓

※拭きこぼさないための注意点。
・スパークリングは事前によく冷やしておいてください。
・過度に揺らしたり決してふらないように。

まずはキャップフォイルを剥がします。

殆どのシャンパーニュ、スパークリングワイン、シャンメリー(以下スパークリング)には写真のような切込みが入っていて、更につまみがあって切りやすくなっています。

スパークリングワインの場合はキャップフォイルを剥がしたらこんな金具がついていますので、つまみを捻って針金を開けます。

※針金を開ける時は必ず下の写真の様に親指でしっかりと押さえて下さい。
※そしてコルクは決して人の方に向けてはいけません。

この時にコルクが持ち上がってくる場合は

針金の上からしっかりコルクを握り押さえます。

コルクが上がってこない場合はミュズレ(金属の蓋)と針金は外しても大丈夫です。

ここからが本番です。

コルク側の手
親指は栓の上をしっかり押さえ
人差し指と中指はコルクをしっかりとホールドし、固定。
薬指と小指で瓶口を押えてコルクが飛び出るのを防ぎます。

イメージは中指と薬指の間を中心にギュッと握りこむ感じです。

右手は瓶の底を上の写真の様に押さえます。

ここからゆっくり瓶底の手を時計回りに回しながら引きます。
(左手の薬指と小指は回すためだけにほんの少しだけ緩めます。コルクはしっかりと押さえていてください。)

この部分が持ち上がった事を感じたら後もう少し!

あまりにもコルクを見すぎて顔に近づけないで下さいね。スゴイ勢いで栓が飛び出て目に当たったら失明する危険もあります。

力がしっかりと入る位置で、ゆっくりとコルクを押さえてる手を小刻みにネジネジして下さい。
(瓶底は回さなくて大丈夫です。)

スパークリングの中から外に出ようとする力が働いているので自然に上がってくるはずです。

左手にスゴイ力がかかってきますので一気に手を緩めないようにしてください。

ゆっくり、ゆっくり、ゆっくり。

ギュッと握りこんだ中指と薬指の間を緩める意識で。

どうですか?開きましたか?

スパークリングをレストランなどでサービスする時に開栓の「ポンッ」という音はさせません。(おめでたい席や雰囲気を出したい時は別。)

「シュッ」という音と共に開けば成功です。

ちなみにこの時の「シュッ」とか「スーッ」っていう音は「淑女の溜め息」と言われています。

栓が全然ビクともしない固さだった時の方法

コルクを握る手は先程と一緒です。

でも今度はそのコルクを握る手のすぐ下にもう一方の手を持っていきます。

そして

この状態からゆっくりと雑巾を絞るようにコルクは時計と反対回り、瓶は時計回りに回してみて下さい。

要領としては左手の親指と人差し指と中指はコルクを固定したまま、瓶口は握りこむ右手の微妙な筋肉の幅の分しっかりと瓶底の方へ向かう力として働きます。

※軽く握りこぶしを握った後にギュッと握ってみてください。握りこぶしの幅が広がりませんか?その作用を利用します。右手で左手を押し上げるイメージです。

イメージとしては右手の小指側から徐々に力を入れていき握り手同士の幅で回しながら引き離す感じです。
(全くコルクが回らない時は大胸筋や大円筋と呼ばれる肩の背中側の筋肉を使いながら絞り込むと、より力がかかります。)

伝わってますか?

開いたかな~。

シャンパーニュやスパークリングワインで固いものはそんなに多くないのですが、シャンメリーなどのプラスチック栓はものすごく固いことがあります。

栓をしっかり抑え込めない状態で無理に引き抜こうとすれば勢いよく飛び出して天井の照明を割ってしまったり、それこそ自分や周りの誰かに当たって怪我をさせてしまう事もあるかもしれません。

そんなことになっては折角のパーティーも台無しです。(昔父親がやったな。。。下にあったご飯が大惨事だった。。。苦笑)

でもこの開け方をマスターすれば家族や友人の間でヒーローになれること間違いなしです!笑

シャンパーニュやスパークリングが固くて開かない時にはこの方法でやってみてくださいね♪

尚、この方法でやったけど、泡が飛び散ったり、何かが壊れたりしても自己責任ですのであしからず。。。

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