普段の生活でワイン初心者から脱却するたった1つの方法
40歳をすぎてワインの美味しさや面白さを知ったボクには時間がない。
だから細かいことは勉強せずに高いワインから飲むんだ。その方がかえって勉強になるし、楽しいだろ?
お客さまとの会話で聞いて言い得て妙だなと感じた言葉です。
フジコ・ヘミングのこの言葉に通ずるものがあります。
初心者はピアノを弾くための指の練習なんかしないほうがいい。人生は、指の練習をしているには短すぎるし、第一、意味がないもの。フジコ・ヘミング
「ワインは初心者だからわからないんですよ〜」という質問をされますが、実はそれが一番よくわからなかったりします。
ワインはとても歴史が深いお酒です。
日本で縄文式土器が作られはじめた頃、ジョージア(201年にグルジアから呼び名が変わった)ではワイン造りが始まったと言われているのが現在の認識です。
ジョージアは、ワイン生産が有名なヨーロッパの東、アジアの西端に位置します。
そこから文明と共に世界に派生していったお酒です。
これだけお伝えしただけでもワインの周辺にはたくさんの地理や歴史があります。
さらに、ワインの種類と価格だけ考えても星の数ほどあるし、ヴィンテージ、格付け、料理との相性、はたまた文化や芸術との関係などを含めると終わりなき世界でもあると思います。
だから楽しい。とも思います。
ボクはソムリエです。ワインのプロだと自分なりに勉強もしてきたし、今もしています。プロは練習するものだから。
知識を得ることも、お客さんと話をすることも大切なことですが、「ワインを知る」ことは、ワインを飲むことでしか解決しないとボクは思っています。
実際にボクも冒頭のお客さまを含めて、たくさんのお客さまにずいぶんといいワインを飲ませて頂きました。
その体験は頭と舌にしっかりと今も残っています。
だから「ワイン初心者なんですよ〜」という方には、どんなワインでも向き合いながら飲んでほしいと思います。
好きなワインは、どこが好きなのか
好みじゃないワインは、どこが苦手なのか
まずは考えながら覚えながら飲む。
そこを押さえることがワインを知る一歩だと思います。
ひとつのワインがわかれば、オーダーをするときも好みを伝えることができます。
そこからラベル(エチケット)を読み解くこともできるようになります。
そして、ワインは味を楽しむためのお酒だから「伝え合う」ことが大切だと思っています。
味は育ってきた環境が違うだけで、感じ方や好みが変わると言われています。
初めは伝わりづらいこともあるでしょう。そのコミュニケーションも楽しんでほしいです。
ワインってそういうお酒だから。
育ってきた環境が違うから
好き嫌いはいなめない
山崎まさよしさんの「セロリ」という曲の歌詞にもありますね。
https://www.youtube.com/watch?v=M4sWFgBYNbI
ワイン初心者から嗜むまでの道のりは長いかもしれないけど、まずは向き合って飲んだものを積み重ねていく。
つまりは単純に君のこと好きなのさ
って感じで。
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近況報告
「ワインの選び方がわからない」「「初心者なんですよ〜」という方のためにオンラインサロンをやろうかなと思っています。
準備ができたらこのブログやSNSでお知らせします。
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