2/26 今日学んだこと
本日のテーマ スキンコンタクトとオレンジ
みなさんこんばんはチコリです🥬
今日はなんとなくピザが食べたくなって手作りしております🍕
最近のホームベーカリーは材料を入れておけば生地を作ってくれるのでとっても楽チンですね😉
キノコがたくさんあるので、キノコのビルマルク風ピザにしようかな、、、
さぁ!今日も元気にアウトプットしていきます!
今日のテーマはスキンコンタクトについてです。
それでは行ってみましょう🙋♂️
スキンコンタクトとは何ぞや?
スキンコンタクトを説明する前に、赤ワインの製造工程である「醸し」について説明致します。
「醸し」とは赤ワインの鮮やかな赤色の色調を得るために、ブドウから絞った果汁に搾りかすである皮や種を漬けておく過程のことを指します。
これによって、鮮やかな色調だけではなく赤ワインにとって重要な渋みである「タンニン」が抽出され奥深い味わいが生み出されるのです。
そして、何を隠そうこれを白ワインの製造過程で行うことを「スキンコンタクト」と言います。フランス語では「マセラシオン・ペリキュレール」と呼びます。
通常の白ワイン醸造過程ではこの工程を行いません。
なぜなら、果皮から苦味の成分や不快な成分が抽出されるのを避けるためです。
白ワインはスッキリとして透明感のある爽やかな味わいを目指すことが多いため
タンニンなどの渋み成分は雑味となってしまうのです。
しかし、最近の研究結果によって明らかにされたのが
ブドウの風味成分は果皮と接している細胞層に豊富に含まれていることが判明しました。その風味の成分は果皮と果汁を触れさせておくことで徐々に染み出していきます。その恩恵を一身に受けるための手法がスキンコンタクトというわけです。
果皮を漬けておく時間は数時間から1日程度が一般的ですが、中には数か月から半年以上も行うかなりアグレッシブな醸造家の方もいるみたいです。ぜひそのワイン飲んでみたいですね!
この手法は、ソーヴィニヨン・ブランやリースリングなどといった香りがとても豊かな品種で多く用いられるみたいです、一体どんな香りがするんでしょうね?
赤でも白でもないオレンジ
先ほどから取り上げているスキンコンタクトで作られるワインのことを
オレンジワインと言います。実はこのワインが今世界で注目を浴びているのです。
注目されている理由として、一つはオレンジワインは亜硫酸無添加などのナチュラルワインであることが多いからです。
赤ワインには渋み成分であるタンニンが実は自然の酸化防止剤の役割を行なっているのです。しかし、白ワインにはそのタンニンが含まれていないために酸化防止剤を多く入れなくてはなりません。
その分、オレンジワインはタンニンが含まれているので酸化防止剤の使用を抑えた作りが可能なのです。
また、他の種類のワインとは全く異なった味わいのものもありワインとは合わせにくいエスニック料理など多種多様な料理と合わせることができます。
そもそもオレンジワインは歴史がとても古くワインの発祥地とも呼ばれる
ジョージア(旧 グルジア)で古くから作られていました。
その当時、ブドウを潰してクヴェヴリと呼ばれる土器に入れて地中に埋めるという今では考えられないとても珍しい方法で作られていました。
その方法にインスパイアされ、クヴェヴリに入れてワインを作る醸造家もいるみたいです。土器からミネラル成分などが抽出されるのでしょうか、、、
オレンジワインは想像の斜め上を行くクセの強い味わいです。僕も何度か飲んだことがありますが好き嫌いが結構分かれそうな感じでした。出汁のような旨味すらも感じたような、、
まとめ
スキンコンタクトは新しいジャンルであるオレンジワインを生み出す先進気鋭な技術である。
ピザとオレンジワインは合うのだろうか、、
ってことで今日はこの辺で失礼します。
おやすみなさい🌉
チコリ🥬