2/24 今日学んだこと
本日のテーマ シュールリー、うまみの秘訣。
みなさんこんばんはチコリです🥬
やっぱり、今日は寒かったですね。最近、暖かかった分より一層寒さが身に応えます。こういう日は、やはり、鍋でしょうか?うちの今日の夜ご飯はおでんみたいです。おでんと熱燗であったまってゆっくり寝たいものですね笑
さて、今日も元気にアウトプットしていきます!
今日のテーマはワインの旨味が生み出すシュールリーというワインの製法についてです。
行ってみましょう🙋♂️
最高の旨味成分、シュールリー
シュールリーについてアウトプットとは言ったものの、これ一体何者なのって感じかと思います。
まず、この言葉はフランス語で、その意味としては「澱の上」を表します。
ちょっと待て!『澱』って言葉初めて聞いた!って人もいるかもしれませんので
澱について解説します。
先日の記事でアルコール発酵についてアウトプットしたかと思います。
先日の記事はこちら↓
アルコール発酵とは酵母が糖からアルコールと二酸化炭素を生み出すということでした。人間にとってはとってもいいことですね!
しかし、酵母はタンクという閉鎖的な環境で生活しており次第にワインの中の酸素は無くなってしまいます。そうしますと、酵母はさすがに生きることができなくなってしまうため死滅してしまいます。かわいそうですがそうしないとおいしいワインを作ることができません。
そうして、アルコール発酵が終了していくのですが死んでしまった酵母はタンクの底に死骸として溜まっていきます。
実はこの酵母の死骸、あるいはまだかろうじて生きている酵母が『澱』の正体なんです!!
まさに、シュールリーとはワインを底に溜まった澱の上に置いておく熟成方法なのです!
そうすることで、酵母からアミノ酸などの旨味成分がワインに溶け出すのです。
この熟成方法を行うことで、ワインにはトーストのような香ばしい香りを加えることができるのだそうです。
酵母を余すところなく使っていてとても素晴らしい方法ですよね!
この手法は最近流行りのある意味持続可能な行いなのではないのでしょうか?
通常、ワインを作る時は澱は使わず上澄のワインのみを使用します。その点、シュールリーでは最後の最後まで酵母を有効利用しています。
生き物に感謝するのはとても大切な考えですよね。シューリーも酵母に感謝するかのように彼らの死骸もワインの旨味として残して置くというのは感慨深いものを感じます。まさに、屍を超えていけといったところでしょうか笑
甲州とシュールリーはベストマッチ👍
よくワイン売り場にいくと、甲州という日本古来の品種を使ったワインで今回紹介した『シュールリー』を行っているもの出会うかと思います。
これは、甲州とシュールリーがとても相性が良いことがわかったからでもあります。普通の甲州のワインでは今ひとつ物足りないところをシュールリーを行うことによって旨味が増してしっかりとしたボディが形成されたという実績があります。そういった理由もあって甲州にシュールリー製法が適用されるようになったのですね。
さらに近年、甲州というブドウが見直され醸造家や企業努力によってとても品質の良いワインが増えてきたそうです。甲州が世界レベルのワインコンクールで賞を取ることもあるそうですよ!!
シュールリーを適用したワインとそうでないワインを飲み比べてみるのも非常に面白いと思いますよ!!
この機会にぜひ皆さん日本の甲州を使ったワインを飲んでみるとワインの美味しさを再認識できるかもしれません!お試しあれ😌
まとめ
シュールリーは酵母の死骸を超えた先にある至高の旨味である!
飲んだことがない人は飲むべき😉
おでん🍢と甲州シュールリー🍷の組み合わせも合うかも、、
ってことで今日はこの辺で失礼します。
おやすみなさい🌉
チコリ🥬