♯5 本の紹介:Virtual=仮想は誤訳!? メタバース さよならアトムの時代(著者:加藤直人)を読んで、、、
メタバースってゲームの種類なんかな??
Web3.0…1mmも聞いたことないです。
ぐらいの知識量だった私ですが、友人に進められ本書を読み、
著者加藤直人さんのYouTubeに上がっている動画 (※1)を見て、
これって、すごい革命なんじゃないか?
と、思いました(小並感)
動画:加藤直人さんが人生で成し遂げたい7つのこと
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メタバースの世界はわかりやすく言うとマトリックスや、ディズニーのTRONのようなサイバー空間のようなもので、
将来的にはこのバーチャル世界に様々な人間活動が移行するのだと本書では書かれています。
肉体と精神の分離ですね。
勿論、現状では技術的制約はありますが、著者であるクラスターCEOの加藤直人さんは理論上不可能ではないと仰っています。
また、我々日本人は、英単語のvirtualを仮想と訳しますが、原義では意味が少し違うと指摘しています。
virtual=実質的に同じ、ほぼ現実
が本来の意味に近いのだとか、
確かに英文を読んでいると本質的にと言った使われ方をしているような気がします。
つまり、メタバースは仮想空間ではなく、実質的なもう一つの現実と捉える方が原義的に近い気がします。
最後に本書は、メタバースやWeb3.0についてちんぷんかんぷんな人が読んでも、これらの概念が成立するまでの経緯、それにまつわる技術的な側面、グローバルな企業の動向をまるっと理解出来ちゃうバックグラウンド理解本になっているので、ニュースを見ても理解が追いつくようになるのではないかと思います。
内閣府HPでも、2050年までに人間が物理的制約(脳、身体、時空間)から解放された社会というのを目標に掲げています。
30年後、日本がどうなっているかは怖いものがありますが、間違いなく時代が変わっていると思うと、人類が月に初めて行くようなワクワクを感じますね。