VILLIA

双極症(双極性障害)と共に生きる元養護教諭です。現代社会を苦しみながらも必死に生きる子供たちに17年間接してきました。今は自分が双極症となり、現場から離れましたが、かつては支援する側として、そして今は当事者として感じたこと、伝えたいことを発信していきたいと思います。

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双極症(双極性障害)と共に生きる元養護教諭です。現代社会を苦しみながらも必死に生きる子供たちに17年間接してきました。今は自分が双極症となり、現場から離れましたが、かつては支援する側として、そして今は当事者として感じたこと、伝えたいことを発信していきたいと思います。

最近の記事

双極症 ~いつから発症?①~

 みなさん、こんにちは。VILLIAです。  まう9月末だというのに暑い日が続いてますね。体調に気をつけて心も体も穏やかに過ごしましょうね。  今回のテーマは私の双極症は一体いつから始まったのかというのを考えていきたいと思います。よろしかったら最後までご覧ください。 通勤中の突然の発作 私の初めての精神科受診は平成26年10月のことでした。  夏休みの終わりから行われる新学期に向けての職員会議で突然吐き気に襲われ、途中退室しました。  当初は夏バテだと思っていましたが、

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       みなさん、こんにちは。  今回は私が養護教諭として中学校で出会った少女のことを紹介します。なぜ彼女のことを話そうと思ったのか、それは、あるテレビドラマで丁度「境界性パーソナリティ症」をやっているのを見て、「あぁ、あの子に本当にそっくりだ」と思ったことがきっかけです。  ただ、今回のお話でご注意していただきたいのは、彼女は当時、境界性パーソナリティ症と診断はおりておらず、今回はあくまでに私の主観で症状が似ているなと思っているだけだということです。その点をご理解くださいますよう

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        こんにちは。 みなさん、体調はいかがでしょうか。 本日は双極症の基本的なこと、双極症と診断されるまでの家庭を私の経験談を踏まえてお伝えしていきたいと思います。 診断が出るまで時間がかかる 私が双極症と診断されたのは今年、令和6年5月10日のことでした。診断に至ったきっかけは、受診した医療機関を変更したから。それまでの私は以前の病院でうつ病と診断され、約2年半もの間、抗うつ薬をはじめとした薬を内服し続けていました。  受診する医療機関を変更したのも、ただの偶然です。通って

        • 自己紹介

          自己紹介はじめまして。VILLIA(ヴィリア)といいます。 私は平成20年から17年間、主に中学校の養護教諭(保健室の先生)として勤務してきました。子どもたちと過ごす時間は楽しくてこの仕事は天職だと当時は思っていました。ですが、令和2年に「うつ病」と診断され、1年6ヶ月の休職の末、やむなく退職することになりました。その後は臨時的任用養護教諭として小学校で勤務し始めましたが1年2ヶ月で再び体調を崩しました。診断名は「双極性障害」。かつては「躁うつ病」と呼ばれ、最近では「双極症