息子、小学1年生。〜はじまりの眼科〜
時は2020年、息子6歳、コロナウイルスの影響で入学式は短縮。
家で課題を進め、5月から登校が始まった。
1週間は親の送り迎え。私を置いて走ってしまったり、登校班で蝶々🦋を追いかけて道を外れてしまったり…(ジブリみw)
何だかな〜と思っていた所、ついに学校から連絡がきた。
☎️「お母さん、今の様子ですと、安全に登下校する事が困難です。ご家族でお話しして下さい。」
……更に1週間、付き添って登下校を見守り、なんとか克服できた。(この時は、毎日親の送迎て!どこぞのセレブやねーんってツッコミ入れる余裕がありました。)
多少の不安の中、ある日、同じ下校班の子が転んで足を怪我した。
息子(以下、👦)はすぐにティッシュを差し出して、血を拭くように促した。
そして、「ランドセル持つよ!」と言い、分かれ道まで友達と自分のランドセル🎒を運んであげた。
……その日、息子のランドセルは空っぽで、次の日は尿検査。学校に連絡を入れ、取りに行くこととなった。
先生と話していると、👦が教室で紙飛行機を飛ばして遊んでいた子の机の中に、“紙飛行機、飛ばすな”と書いた手紙を入れた、というトラブルがあり、学年まで問題として挙がったらしい。
👦としては、仲間に入りたかったのか…注意したかったのか…
また、忘れ物、失くしものの多さから、席を前にしていいか、とのお話しがあり、そのようにお願いした。
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相変わらず、傘、筆記用具、教科書の忘れ物や物の紛失が多い。鉛筆は1ヶ月で3ダース位買い足した。音楽の教科書も無くして借りることになった。
この頃、1番苦労したのは、家で宿題をする事だった。
①宿題をやる気にさせるのに30分以上。
②取り掛かりにさらに20分。
③もたない。
…座っていられず、継続して取り組めず、5分で諦めることも。
毎日1時間以上を掛けて机に向かい、最終的には怒るほかない。ただ、集中力には欠けるが、勉強自体が出来ないという印象は無かった。
そんな日々を送る中、👦が「授業中に頭が痛くなったり、目がチカチカしたりする」と言うので、眼科にかかることにした。
そして、眼科で目の当たりにしたのは、異常な程の“落ち着きのなさ”だった。
まず初めに、視力検査でポインティングする際、1つ行う毎に眼鏡を外したり、身体を振って動かしたり…
検査技師の声掛けや私の指示に、全く従えなかった。恐らく、通常の倍以上時間をかけて測ってもらった。その後、診察待合室で、大勢の患者がいる中、走り回ってしまった。
もちろん制止したり怒りましたが。
この時、落ち着かせるために👦の顔を持ち、視線を合わせるように促したが、瞳孔は開き、視線は散らばるように動いていた。
………そして、確信したのだ。
『この子は、発達障害だ。』と。
お会計の時、ソファーとソファーをジャンプして移動する👦。
私、障害に気づくの遅くね?どう考えてもヤバいやつじゃん。
これをきっかけに、息子の障害と向き合う日々がスタートしました。
因みに、眼科での診断は、異常なし。
いや、大アリーーーーーーーーーーーーー!
つづく