「○○ちゃん、もう脱獄した?」と嬉しそうに聞く息子(6歳)のボキャブラリー
「あ、髪切った?」と聞くタモリのような気軽さで、4年の女子児童に脱獄の有無を聞く息子は、今年の春から小学生になってしまった。すっかり更新が滞っていたnoteで、保育園時代のネタをロクな推敲なしにサッサと消化しようという魂胆で再開している次第です。
事の発端は、その女子児童が偶然、息子が今ハマっているドラゴンクエストビルダーズ2というゲームが好きだと言ったことから始まったのだった。ストーリーで脱獄する展開があるのだ。興奮して話に夢中になりすぎた息子たちは、後ろを振り向きもせず登校していった。これが親離れ子離れってやつなの…?
思えば、歩くのは遅かったが話を始めるのは比較的早く、保育園の頃からゲームやYouTubeで小難しい言葉を覚えていった息子。お風呂に入っている夫と息子のこんな会話が聞こえてきたこともある。
息子「おとうちゃん、ぼくといっしょに一緒に行ってみる?地獄。」
えらい気楽に凄いところに誘ってるな、と思っていると、ある日には突然
息子「おかあちゃん、おとうちゃんのおしりがここから見えるね。後からいっしょにたたきにいこうよ!」
とCHAGE and ASKAの歌みたいな事を提案してくるのだった。や~や~や~。なんでやねん。どこでそんなプレイ(?)を覚えてきたんや…。
中でも私が一番「息子は、もしかしたら頭ええかもしれんな」と思ったセリフを聞いてほしい。自分の思い通りにいかなくて、母親である私に文句を言いたいのだけれど、酷い事を言って更に怒られたくないジレンマに陥った息子がとっさに放った言葉
息子「もうオナラしてもゴメンっていってあげないからね!」である。キュートな割に何と極悪非道な仕打ちなんだろうか。地獄。
ゲームやYouTubeで言い回しや四字熟語や関西弁(何で目の前の親から学ばないのだ…)を知るのはいい経験になるとは思うのだが、風呂上りに「ぐへへ…にんげんの おんなは いろっぺえなあ」とゲームのモンスターの台詞の意味を知ってか知らずか暗記していきなり言うのは、やめようぜ?
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