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化粧品っていくらのが正解なの?
子どもを生んだばかりの25歳当時、産後太りからはやく体重をもどしたくてしばらくプチトマトぐらいしか食べない生活をしていたんだけど、そしたら顔中に痛いニキビができて大変なことになってしまった。それには数年悩まされて、漢方とかいろいろ試したのだけどダメで、ようやくよい皮膚科を見つけて治すことができた。ほんと、自分の健康にたいする考え方が浅はかだったのですね。おかげでわたしの20代はオシャレも美容も楽しめずに終わってしまった。
初めてデパートでお化粧を買ったのは30歳の時。化粧水1本だって舞い上がるぐらいうれしかった。それが今や、あれもこれも買って当たり前になった上、店員さんからはさらなるエイジングケアを勧められる。楽しいけれど、終わりが見えなくて正直怖い。何を頑張っても若返ることはないというのに。あと、じわじわと上がっていく値段。今は年とともにお金持ちになっていく世の中ではないのだから「年相応の」高いラインのものを並べられても困る。コロナでしばらく行かないうちに、ネットの方が接客がなくていいかもしれない、と思うようにもなった。とくに、おだてに弱い、営業に負ける体質のわたしみたいな女は、BAさんに会わない方が冷静に買い物できて散財も防げるような気がする。ネットは気楽すぎてまた怖い面もあるけど・・結局、わたし自身が賢い消費者になれていないのですね。
昨日はドラッグストアで、クレンジングオイル(1700円)、話題の頭皮が臭わないシャンプー(1400円・・高いけど夏限定で)、制汗剤(380円)を買った。デパートのお化粧品をひとつ買う値段で3品買えるのですね。顔に塗るもの全部をドラッグストアにするというのはちょっと躊躇するけど、お金をかけ続けられる身分でもないわたしはデパートとドラッグストアを行ったり来たりしている。中年層は、みんなこういうのを通過するのかな。お化粧をまったくしない福島の母のことを考えると、こんなの贅沢な悩みでしかないし、いい加減目を覚ましなさい!って怒られそうだけど。わたしには一生、母みたいな自信は身につかない気がする。