『ナイトメア・アリー』 みたよ。
本日は映画へ。今話題?の『ナイトメア・アリー』(ギレルモ・デル・トロ監督)を観てきた。2時間半も集中していられるかしら・・と不安だったのだけど、観はじめたら終わるまであっという間だった。内容が濃いという意味では2本分みたような感じ。作品に対する感想はひとそれぞれでしょうが、わたしは人を欺く主人公と自分の性格を重ねてしまって、ちょっとこれは他人事ではないな・・と神妙〜な気持ちになってしまった。「人の心が読めた」なんてことはありえないし、そういう気持ちに浸っているときは要注意、と自分に言い聞かせましたね。「読む・読まれた」はお互いの勘違いなだけで、それは能力でもなんでもないのだと。デル・トロ監督は前作の『シェイプ・オブ・ウォーター』で知ったのだけど、その時と比べたら全然ファンタジーっぽくないしエグさがかなり増している。でもこういうどっちつかずの世界を描くのが得意なひとなのかもしれない。メジャーなもの(とくにファンタジー)はあまり観ない派のわたしもなんか惹かれるところがある。むしろ、おとぎ話が苦手なひとのためのおとぎ話というか。とにかく映画は、観ると決めたら楽しんで観るべし。文句言う時も明るく言うこと。
それはそうと、アメリカの映画というのは・・全てではないけどさ、拳銃(!!)がいきなり出てくるの、わたしはいちいちビビってしまう。銃を所持していい社会だから不思議ではないけど、日本の映画で銃が出てくるのってヤクザ映画ぐらいなもんだから、マフィアでも何でもない女性が持ってたりすると「!?」となる。今日の映画の場合は、男性(社会)に対する女性側の反抗みたいな意味合いもあったのかな。まあそれにしてもビビる。人がすげえ簡単に死ぬので。
それと、映画の本編が始まる前に『トップガン マーヴェリック』の予告が流れて、これもなかなか衝撃映像だった。トム・クルーズはまたやるのか。数秒のシーンからも彼の自信がばりばり伝わってくる。嫌味なく自分を大好きな男。そこだけすごく羨ましい。今いくつになったんだろう?とか関係ない、あの生き物は。わたしは劇場でみるつもりはないけど5月公開らしいからこれは絶対流行るでしょう。
写真はお昼に食べた汁なし担々麺。炭水化物をたくさんとると、夜になってお腹がよけい空きますね。体重は64キロ。明日からまたがんばらなくては。