続・円形脱毛症 「何が不満なのか?」
今日はパートの帰りに皮膚科へ寄って、頭に数箇所、いつものチクチク注射を打ってもらった。どうも円形脱毛の患部がちょっとずつ広がっているようで、看護師さんに「外から見てわかる感じですか?」ときいたら、「一箇所はどう〜しても見えてしまうかも。ほかは髪に隠れて見えないんだけど…」とのこと。今のところ自分でできることはステロイドの塗り薬を塗ること(あと帽子で隠すこと)ぐらいだし、悩んでも仕方ないんだけど、患部がひとつ増えた(しかも頭頂部に)のはなんか精神的に来るものがあった。
さっき夫が、「いったい何がストレスなの?」みたいにのほほ〜んと質問してきたので、「そこでそうやってずーっとテレビを見られることがストレスなんだけど???」と率直に伝えた。まあ円形脱毛症は自己免疫疾患だから、必ずしもストレスだけが原因ではないみたいなのだけど。夫は「え!?」という顔をして、「仕方ないじゃん!」と言う。いったい何が仕方ないのか? 夫によれば、「テレビはテレビ番組も野球中継も映画も見れるし全然お金かからないから一番いいでしょ?」とのことだった。こちらも、ああそうですね…としか言いようがない。なんだかわたしのほうが情けない気持ちでいっぱいになった。「ママ、ほかにも何か不満があるの? もしかして、お金のこと? お金が足りないと思っているから!?」夫は不安になったのかそんなことも言ってきた。「じゃあママ、パート辞めてゆっくりお休みすれば? 無理しなくていいよ」「そうだね、とりあえず100万ぐらい入金してくれれば治るかなー」わたしは冷たいお茶をもって自室に引っ込んだ。
はー。正直わたしはもう面倒くさいんだよ。結婚生活も家族との同居も、実家の親のことも。でも投げ出すわけにはいかないじゃんね。毛が抜けたぐらいでは。不謹慎だけど重い病気になって一気に死にたいとさえ思う。対して、夫は生きる気満々のようだ。テレビには人を元気にする力があるのだろうか。だとしても本当に勘弁してほしい。朝の7時から夜中の2時ごろまで、ですよあなた。健常人を装った狂人ではないかと思う。
そんなこんなで、明日の午後は精神科(とほほ)。いろいろ考えているとまた頭皮がヒリヒリしてくるような気がするのでさっさと寝ようと思う。