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【ベトナム料理】バインセオをIHコンロで作ってみた!

ベトナムバイク旅13日目を更新しました!
今回は走行距離が200kmと長く、
ほぼバイクで走り続けている動画となっていますが、

金色に輝く仏像や美しい自然を楽しんだり、
地元の人とお話しして、楽しい旅になりました!

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皆さん、こんにちは!
今日は、バインセオを作ってみました!

・バインセオとは


バインセオは、
ベトナム風お好み焼きとも呼ばれる料理です。
ただし、小麦粉ではなく米粉で作られています。


名前の「バイン」は「粉物料理」を意味し、
「セオ」は生地がパリッと焼ける音を表しています。
(生地が熱い鍋に当たったときの『ジュッ』という音)

薄く焼かれた米粉のクレープ生地に、
エビや豚肉、もやし、ネギなどの具材をのせ、
カリカリになるまで焼き上げるのが特徴です。

・地域毎の違い



バインセオは、地域ごとに味やサイズが異なります。

・南部:サイズは大きめで、直径50~60cmで、
ココナッツミルクや卵を加えて、
ほんのり甘くコクのある味わいです

・中部:サイズは15~20cmほどと小さめで
中部のビンディン省では、小エビの代わりに
大きなエビを使うこともあります。

・北部:卵やココナッツミルクは使わず、
シンプルで素朴な味わいです

・調理していく

☘️生地作り


今回はバインセオ用の粉を購入してきました!
ココナッツミルク入りのものを使うことにしました。
これはベトナム南西部の作り方に近いですね!

左がココナッツミルク入りのバインセオ、
右がココナッツミルクパウダー

まず、バインセオの粉を容器に移します。
その後、水を加え、さらに細かく刻んだネギも
入れて、全体が均一になるようによく混ぜます。

バインセオの粉

ここで、最大の隠し調味料であるビールを加えます。
ビールを入れると、
生地がふわっと軽い食感に仕上がるそうです。


実は、炭酸水を使っても効果が得られますよね。
我が家には常に333ビールがあるので、
今回はそれを使っていきます。

ビールを少し加えていく

☘️具材の準備


今回の具材は、2種類の小エビと豚肉です。
元々は、小エビを魚の餌にするつもりでしたが、
余ったのでバインセオを作ることにしました。
なんと、5年ぶりのバインセオ作りです!

大きめの小エビ、小さめの小エビ、豚肉

もやしとキャベツも具材として準備します。
もやしは、事前に茹でる必要はありません。
後でバインセオの生地と一緒に
蒸し焼きにして仕上げます。

もやしとキャベツ

まず、豚肉を焼いていきます。
今回は脂身が多い部分を使っているので、
油が自然に出てきます。その油を活かして、
豚肉が軽く茶色くなるまで焼き上げます。

豚肉を焼く

豚肉から出てきた油をそのまま使って、
小エビも焼いていきます。
サイズが小さめのエビは、
蒸し焼きにするだけで十分です。

小エビを焼いていく

☘️生地を焼いていく


自家製の純正ラードをフライパンに敷いていきます。
常温で置いておくと白く固まりますが、
温まったフライパンに入れるとすぐに溶けます。

豚の脂から得た純正ラード

生地をフライパンに薄く流し込み、
先ほどの具材を均等にちりばめます。
強火にして蓋をし、蒸し焼きにしていきます。

蒸し焼き

フライパンの蓋を取った後、火を弱火にして、
生地の縁にスプーン1杯分の油を周りに流し込みます。
そのままカリカリになるまでじっくりと焼きます。

周りに油を流し込む

生地がカリカリになったら、
半分に折り曲げていきます。

粉にはターメリックが入っているので、
生地がきれいな黄色に仕上がります。

この鮮やかな黄色こそ、
まさにバインセオの特徴ですね!

折り曲げたバインセオ

☘️つけだれを作る


にんじんと大根を千切りにし、
ニンニクと唐辛子をみじん切りにして準備します。
バインセオの付け合わせやタレに使う材料です

にんじんと大根

魚醤(ヌックマム)を加えます。
水や砂糖、レモンなども加えて、味を調整します。

ヌックマム

砂糖が完全に溶けるまでよく混ぜます。
これで、甘めのヌックマムが完成しました。
バインセオにぴったりのタレになりますね!

つけダレ

☘️実食する


バインセオの完成です!
外の皮がパリッと仕上がり、うまくいきました。
見た目は卵焼きのようですが、味は全く異なります。
ココナッツミルクのほのかな香りが漂います。

美味しそうなバインセオ

中身はこんな感じで、
小エビと豚肉がたっぷり入っています。

小エビの頭がちょっと口の中で痛かったので、
小さめの小エビの方がオススメです!
食べやすさが全然違いますね。

バインセオの中身

野菜やライスペーパーを準備していきます。
レタスと、からし菜の2種類を使います。
葉にピリッとした辛みがある葉もの野菜です。

ちょっと買いすぎた野菜

野菜の上にバインセオを乗せて、
丁寧に包み、丸めていきます。
これは、葉で包むバージョンの生春巻きです!

バインセオのセット

ヌクマムベースの甘酸っぱいタレに浸して食べます。
ライスペーパーを使うこともできますが、
野菜だけで包んだ方が、より美味しく感じます。

新鮮な野菜と一緒に食べることで、
バインセオの味が引き立ちます!

野菜で包んだバインセオ

・本当に美味しい焼き方


「出来立ての外側がサクサク」であることが、
美味しいバインセオの決め手です。


熱伝導の良いアルミ鍋を使って、
ガスコンロの強火でしっかり加熱し、
焼き上げることで、皮がパリッと仕上がります。

熱々のバインセオが一番美味しいのですが、
1枚を焼くのに3分ほどかかるため、先に作った
バインセオが冷めてしまうのが少し難点です。

大人数の時にはちょっと不便かもしれませんね。

今回はIHコンロとフライパンしかなかったので、
それでも美味しく仕上がりましたが、
次回はガスボンベとアルミ鍋を使って、
本格的なバインセオに挑戦してみたいと思います!

今度は写真映えも気にして、
竹製の食器も取り入れたいですね!

・まとめ


生地は米粉をベースにしているため、
グルテンフリー志向の方にもおすすめです。

焼きあがったバインセオは、外はカリカリで、
中は具材のジューシーな旨味が詰まっており、
独特の食感を楽しむことができます。

日本でも材料はシンプルで手に入りやすく、
意外と簡単に作れるので、とても魅力的です。

バインセオの油が苦手という意見もよく聞きますが、
自分で作ると油の量を調整できるので、
気になる方にも安心です。

ぜひ機会があれば、食べてみてくださいね!


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改めまして、
最後まで読んでいただき、
みなさん、本当にありがとうございます!

<今日のベトナム語コーナー>
・バインセオ: Bánh xèo
・ターメリック: Nghệ
・ココナッツミルク: Nước cốt dừa
・小エビ: Tép
・人参: Cà rốt
・大根: Củ cải trắng
・レタス: Xà lách
・からし菜: Cải bẹ xanh

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