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エムポックスにPHEIC(国際的な緊急事態)宣言

エムポックスにPHEIC(国際的な緊急事態)宣言され、アフリカ共和国の7か国を対象に感染症危険情報(レベル1:十分注意してください)が発出されました。

動画(約1分)

https://youtu.be/IEl8bV6rOmg

エムポックスにPHEICが宣言

WHOが「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」、通称PHEICを宣言したのです。 今回の対象は、アフリカ大陸で猛威を振るうエムポックスです。 エムポックスは、これまでアフリカ大陸内での感染が主でしたが、 今回の宣言は事態の深刻さを物語っています。

WHOの緊急委員会は、アフリカ大陸外への感染拡大の可能性を指摘し、 テドロス事務局長に助言を行いました。 その結果、PHEICの宣言に至ったのです。 特に懸念されているのは、クレード1と呼ばれるエムポックスウイルスの型です。 このウイルスは、 2022年の世界的大流行を引き起こしたものよりも重篤で感染力が強い可能性があります。 コンゴ民主共和国をはじめとする7か国で、このクレード1の症例が報告されています。

外務省の対応

PHEICの宣言翌日には、7か国を対象に感染症危険情報レベル1を発出しました。 これは「十分注意してください」という警告です。 これらの国への渡航予定者や滞在者は、感染防止に細心の注意を払う必要があります。 外務省が発表した「エムポックスに関する感染症危険情報」を参照し、 適切な予防策を講じることが重要です。 世界的な感染拡大を防ぐため、一人一人の意識と行動が求められています。

参照

感染症広域情報:エムポックスに関する注意喚起(「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」の宣言)
https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcwideareaspecificinfo_2024C033.html


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