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女としての棚卸し


女であることはいきづらいのか?

前回のより引き続き、ジェーンスーさんの講演を聞いて、自分が思ったことなどをつらつら書いてみようと思う。
私は、小さい時から、女って損だと思って生きてきた。
女中のように家で働いている母を見て、かわいそうで、毎日、父をぶっ飛ばしたい気持ちでいっぱいだった。
学生時代、試験勉強をしていても、勉強より、家の手伝いをしろ!と、言われ続けていた。(書いてて、もう何時代だよって思う・・・)
なんで男というだけで、そんなに威張るのか?
女であるというだけで、そんなに、ダメなのか?
疑問がいっぱいだった。
そんな中で、それでも、父より母の方が強いと感じていたのは、母の気丈さを間近で見てきたからだと思う。
生きていくことが辛いと思ったのは中学時代がピークだった。

ちょっと男子にからかわれてから、極力ほぼ全員の男子とは口をきかないようにしていた。(今書くと、結構失礼だったな・・って思う)
小学校の頃は、ちょっとしたからかいくらい、立ち向かっていっていたはずなのに、自分よりもどんどん背が高くなる男子が怖くなっていたのかもしれない。

女子校にいって解放される!

高校は念願の女子校へ、男がいなくても、成り立つどころか、女同士がこんなに楽で楽しいなんて!と毎日がHAPPYだった。
(進学校?だったので、勉強についていけなかったことを抜かしては・・)
自分を偽らなくていいし、カッコつけなくていい。自分に自信を持てて、もっとやってみよう!と思える3年間。幸せな高校生活でした。

居場所➕社会のデザイン

自尊感情は、居場所と社会のデザインとトライアングルでセット。
これはジェーンスーさんが言っていたこと。
高校時代の私がそうだったのだと思う。
私は、学校のデザインが女ばかりというところで居場所を見つけ、自尊感情を育てていったのだと・・・
だから、自尊感情が育たない。持てない時は
環境をとにかく変えていくことをする方がいい。

コツはアップデート

とわ言え、時代って変わるんですよね〜
「不適切にも程がある」TV見てて、ほんと時代は変わったな〜と思う。
逆に、今の問題点も浮き彫りに見えてくるから、やっぱり、クドカンさんはすごいな〜
で、アップデートね。
時代の変化を私は何で感じているのか?というと、音楽と、子どもたちとの会話。
変わったのは
経済・男女の役割・家族の概念・テクノロジー
さて、アラフィフの私、テクノロジーについていけてるのかな?
ジェーンスーさんいわく、臨機応変力!
客商売やっていたら、この辺はできそう。
もうすぐシニアの域に入る私にとって、
お金・時間・集中力・体力・命
は、限られた資源。
と言われると、しみた〜〜〜〜

女としての棚卸し時期

更年期真っ只中の私は、女としての棚卸し中です。
あんなに損だと思っていた、女という分類も、今は好きになっている。
女らしくなくても、女々しいところがあっても、
女として、今まで生きてきた自分は悪くない、思ってる。
たまに訪れる体調不良も、そうかそうか、頑張ってきたもんね〜〜と自分に言っている。

自分を呪うこととは


「女は強い」⇨「我慢強い」の意味
「女は楽でいいや」⇨「権限はない」の意味だという。
「女々しい」「女のくせに」も否定的だよね。
逆も然り、
「男のくせに」「男だったら」の言葉。

もしその人が、女じゃなかったら、男じゃなかったら、言わないなら、ジェンダーバイヤスがかかっているということ。

そうなれない自分を感じた時点で、自信喪失システムが作動するという。
呪いの言葉。
私らしさを全否定へベクトルが向いてしまう。。。

私らしさの見つけ方のコツは

幸せの形を他者に決めさせない
他者のしあわせの形を勝手に決めない
選択肢が複数ある社会にする

大切なのは

自分を知ること
時代と社会の変化を感じること
自分の快適な場所を作ること

私らしさを見つける方法は

NOという練習をする(嫌なものを知らないと、好きがわからないから)
断罪しない「べき」とかね
できなくても気にしない
できると信じて練習する
変わることを恐れない
未来を怖がらない

書いてみて・・・

ジェーンスーさんを好きなのは勇気をもらえるから。

私は、男子も女子も子育てしてきて、ほとんど、女だからとか男だから。とは思わなくなったな。

男性も女性も、人として、大事にされて生きていい存在だ。
意見や発想が合わないからこそ、文明は発展してきたのだから。
そこに、優劣も、いいも悪いもない。
例えば育児は、女性にとって、仕事のキャリアとの間で特に揺れる時期だけど・・・
産後ケアが発達している北欧では、産後ケアで少子化が止まらないことがわかったらしい。
お金がないと、妊娠も、出産もできないのだ。
今後、「妊娠・出産・子育て」がセレブしか望めない。という世の中になっていくのかもしれない。

それが世の現実。
女とか男とかの前に、社会がなかなか産ませてくれない。
のだな〜




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