あの日の言葉が私を変えた
幼い頃の私
誰とでもすぐに打ち解けてすごいね!とか、友達作るの上手だね!と言ってもらえることがあるのですが、幼い頃は全く正反対の性格でした。
大人になってからの友達に話すと信じてもらえないのですが、実は内気で話しかけるのが大の苦手だったんです。
そんな私とも仲良くなってくれる友達がいました。その中でも幼稚園の時に出会ったえりちゃんは特に仲良くしてくれてお互いのおうちでよく遊んだりしていました。
私の性格を180度変える一言
小学校ではクラスが別々になってしまった私たち。しかし、休み時間になったら一緒に遊んだり、家が近くだったこともあり登下校を一緒にしたりしていました。
そんなある日の下校時に出来事は起こりました。えりちゃんがいきなり発した言葉
いつも話するのは私からで、ゆみちゃん全然自分から話してくれないから一緒にいて楽しくない!
という一言だったのです。仲良く楽しく過ごしていたと思っていた友人からの言葉だったので、もちろん悲しかったというのがまずは本音です。
しかしそれと同時に、内気な私と仲良くするためにたくさん努力してくれていたのにそれに応えられていなかったことに幼いながら申し訳ない気持ちになったことを今でも思い出します。
自分を変えよう!と決意
その日をきっかけに、少しずつ自分から話かける一歩を踏み出しました。そう、これからも仲良しでいたいという気持ちがかなり大きかったんですね。
私にとってのこの大きな一歩が、私たちの間にあった距離を数日で埋めてくれる結果となりました!衝撃なことがあってもすぐにまた仲良しになれる、子供のころだからこそだなと今になって思います。
言葉の先にあったもの
小学生の頃に受けたえりちゃんの言葉が私にたくさんのことをもたらし続けてくれています。
まずは内気な自分という殻から抜け出して、社交的になることができたことです。例えば、グループワークなどでも自分から話を投げかけ、場を作ることが私の得意の一つになりました。
私はまだ巡り合っていない日本の方、そして英語やその他の言語を通じて世界の人と繋がりたいと常に思っています。もしも今でも内気な自分のままであったなら、想像もしなかったです。
言葉の先にあったもの、それを今の私自身が日々の生活の中で一つひとつ実感しています。
あの頃は痛かった言葉も今では自分の財産になる。そんなことを感じさせてくれたえりちゃんに感謝です。
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