ドラマ「復讐の未亡人」でテレビ東京が犯したタブー
春ドラマが軒並み視聴率1桁台で青息吐息のなか、早くも夏ドラマに注目が集まっています。
その夏ドラマで話題になっているのがテレビ東京の「復讐の未亡人」です。
「まだ放送されていないのに、なぜ?」という声が聞こえてきますが、すでに放送されているのです……ややこしいですね。
テレビ東京は7月からの地上波放送に先駆け、動画配信サービス「Paravi」で3月から配信を始めました。
すでに第一話と第二話が配信されています。
「テレビ離れ」という単語をよく耳にするようになりました。
原因は、ネットフリックスやアマゾンプライムなどのサブスクに客を取られたから――と言われています。
本当にそうでしょうか?
テレビは未だに録画しないとCMが飛ばせません。
さらに、過去の作品を検索することすらできません。
テレビ東京が「復讐の未亡人」で行ったことは、「地上波ではもう視聴率が取れませんよ」と白旗を上げた行為なのです。
では、動画配信サービスとコラボすれば、テレビ局は儲かるのでしょうか?
答えは「ノー」です。
日本テレビは「金田一少年の事件簿」などのドラマを、サブスクである「ディズニー」で配信していますが、視聴率ともに爆死しています。
戦う土俵がテレビであれサブスクであれ、質が悪ければ、数字はついてこないのです。
改善するためには、アイドル偏重主義を払拭するしかありません。
何の芸も無いアイドルをキャスティングしても、昭和のように視聴者を釣ることは不可能になってしまいました。
一時的にライトファンは離れるので視聴率は下がるでしょうが、長い目で見れば「根強いドラマ好き」を獲得するため、各テレビ局は英断を求められています。
復讐の未亡人「キャストと放送日程」あらすじとみどころ【動画有】第一話ネタバレ | ぴっころ☆すてら (koumuintaisyoku.com)