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千川上水をたどる②西巣鴨→王子

西巣鴨から、六義園ではなく、王子方面への分水もあったらしい。なんでも渋沢栄一が設立に関わった王子製紙がその分水を利用したとか。

千川上水公園にあった看板より

しかし、その痕跡はもうない。唯一、分水跡の道路がクネクネしてるくらいだろうか。

上図のピンクがそのライン?

石神井川ほど近くには、赤煉瓦酒造工場があるが分水と関連がありやなしや。

煉瓦酒造工場

そもそもこの近辺は石神井川の流路変更も気になるところで、縄文時代の縄文海進で崖が削られた説がある。ただ現在では本郷通りの上野方面は若干登る感じになってるから、飛鳥山公園近辺では元の流路の雰囲気は全くない。
あ、でもよく見ると本郷通りの西側が低地だった、、。そのうち足を運んでみよう。

地理院地図で標高別色分けするとよくわかる
分水想定ラインの道路から南側の脇道を見ると、わずかに傾斜して下がっていた。分水は高いところを流れるのだ

いったん王子〜西巣鴨間の探索は終わり、次回は板橋から上流部に続く、、


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