デモカーGRヤリスのテスト開始：カスタムの新たなステージへ

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朝の冷気が肌を刺すように感じる季節がやってきた。私はもともと寒さには弱く、これからの季節が仕事に影響を与えないよう、万全の対策を考えなければならないと感じる。

今日も慌ただしい1日が始まる。預かっているGRヤリスの1年点検を新人に任せつつ、デモカーのGRヤリスをダイナパックに載せ、その他のお客さんへの見積もりや進捗報告、納車の準備など、多岐にわたる業務が待ち受けている。試運転もこなし、午前中は瞬く間に過ぎ去った。

セッティング&テスト開始

午後は新人が担当した1年点検の確認作業だ。まだ経験が浅いため、見落としが散見されるが、最終的な責任は私が持っている。新人が手をつけた部分を細かく点検し、締めたボルトを再確認する。手間はかかるが、この丁寧な確認があるおかげで、お客さんに迷惑をかけることはない。

サーキット走行もするので要点検

ブーツの破れ

点検が完了すると、次に取り掛かるのはアライメント調整だ。お客さんの要望は、車の現状を把握し、さらに向きを変えやすくしてほしいというもの。微細な調整を繰り返しながら、試運転でその変化を体感し、納得のいく結果を出す。そして納車の準備を整えた。

その合間にはシビックタイプRのプラグ交換やECR33のエンジン不調の点検も進める。いくつもの車両作業をこなしながら、新人のフォローも欠かさない1日だ。気がつけば、夕方が迫っている。忙しさに追われながらも、確かな達成感と共に1日が終わった。