通販で買っていただいた本を送ってから、お盆休みは山へ涼みに行ってきた。
暑い、あまりにも暑い。家から出る気もせず、仙狸文庫がある昭和の長屋の部屋はエアコンがないので作業するには辛すぎる。なので、仙狸文庫での作業は夕方以降のわずかな時間だけ。ゲリラ豪雨のときなどを考えると8月はほぼ開店休業ということになりそうだ。
2〜3人、知人友人が「お盆休み中に仙狸文庫を覗きに行ってもいいか？」とありがたい問い合わせをくれたがエアコンのない今の状況では気持ちよくお迎えができないのでその旨を伝えて秋以降の涼しくなってからということにさせてもらった。
そんな中、Instagramにあげていたテレマーク関連雑誌SOUL SLIDEに関心を持ってくれた方が本とDVDを通販で購入してくれた。
コロナ禍の上、エアコンのない状態でなかなか「来てください」とおおぴらに言いにくい今、とても嬉しかった。送料負担してまで購入してくださったOさん、本当にありがとうございました。
8月は今回の通販だけでなく、お座敷一箱古本市でも何冊か買っていただき、やはり「本屋さんごっこ」は楽しい。売り上げなど微々たるもので、まるで子供のままごと並みだが世間が落ち着き、部屋を交流の場として使えるようになるまでもうしばらく続けてみよう。
購入していただいた本を送る作業も初めてでどのようにすれば本が痛まないかとか、送料が安くすむかなどを考えて発送。無事届いたと連絡もあった。
そんな中、暑い暑い都内を抜け出して山へ行くことにした。前半は軽井沢の八風平キャンプ場に泊まって焚き火をし、翌日車坂峠から高峰山へ歩き、山頂から高峰温泉へ下るお気楽ハイキングだが標高2,000ｍを超える場所でのハイキングは気持ちがよかった。その後湯の丸の地蔵峠へ林道を抜けて、新鹿沢温泉側へ下り、嬬恋の農道を走って浅間越えで再度軽井沢へ抜けるドライブ。新鹿沢温泉側は道路の崩落や土砂崩れなど昨年秋の台風被害が大きくて工事がまだあちこちで行われていた。
軽井沢からはシタミチドライブであちこちの気になる山道をいつか自転車で走る時のために下見しながら走るが、富岡から甘楽へ抜ける県192が峠（市境）の先で通行止めとのことで抜けられずガタガタの道を5kmほど往復してしまった。秩父や西上州のあたりはあちこちの山道が台風被害が未だに残っているところが多い。今年は大きな被害が出ないように祈るのみだ。
そんなこんなでドライブも楽しみながら帰京途中で突然エアコンが停止。冷房が使えなくなってしまった。この暑さの中、エアコンが効かないのは辛いが不幸中の幸いで夜になって日が落ちていたので窓を全開とし、シタミチをあきらめ急遽首都高大宮線に入ってワープ。
翌日いつもの車屋に相談に行くも車屋のお盆明けで同様な車が何台も何台も来ていて修理予約だけして帰宅。ただコンプレッシャーがダメな場合は買い替えも検討せねばと覚悟を決めた。遊びに行きたいがこの時期、エアコンの効く車がないと辛い。
ということでお盆最終日は電車で御岳へ行き、ケーブル下から御嶽神社へ登り参拝、日の出山経由でつるつる温泉まで歩いて我が家の夏休みは終わった。
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